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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が令和8年に実施するべき経営対策とは?  [2026年01月05日]
おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
私は大阪の開業医団体で30年勤務し、院長の近くで経営と医院づくりを応援したいと独立して13年が経ちます。
このブログでは歯科医院経営とマネジメントに役立つ情報を発信します。
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今日から経営ブログを再開です。

さて、12月に令和8年診療報酬改定の改定率も決定しました。日経新聞が改定率決定までの舞台裏を伝えていましたが、歯科は戦略的に失敗したと感じます。

残念ながら「歯科医院経営は良好な状態」と国に評価されてしまったので、歯科の今後の診療報酬改定は厳しくなっていくでしょう。

 

保険診療はこれから厳格化が進む

国が力を入れているのが医療DXですが、医療DXには2つの側面があります。

一つはPHRやEHRを稼働させ、国民の健康データを一元的に管理し、「救急システムの近代化」「予防管理」「研究促進」に繋げること。

そして、もう一つの側面は「管理」によって無駄な医療費を抑え、保険医療機関は「治療的成果」を出すことによって評価され報酬を得る時代に向かうのです。

レセプト請求も厳格化されていきますし、エビデンスと算定ルールに沿わない請求や傾向診療もいままで以上にチェックされる様になるのです。

その仕組みが完成するのが標準的電子カルテが普及する頃です。

 

令和8年に歯科の院長が準備しておくべきこと

今までの診療報酬体系はプロセス評価(診療行為に対する評価)ですが、国が目指しているのはアウトカム評価の段階的導入です。

つまり、診療行為ではなく治療成果によって医療機関への報酬を変えるというもの。

例えば、歯周病患者が基本治療を終えSPTで管理する中で「BOP」「PCR」「ポケットの深さ」「動揺」「GradeとStage」の再評価が行われ、「改善」が見える化されているか?

中医協で指摘があった様に、「SPT→P重防への移行が殆どない」現状を是正する対策が令和8年診療報酬改定で実施され、今後も強化されるのです。

今回の改定でアウトカム評価の要素を加えるのか?、令和10年改定に繰り越すのかは不透明です。

ただ、慢性疾患である歯周病治療には段階的にアウトカム評価が入ってくると私は見ています。

そこで、院長にやっていただきたいのは「歯周病の定量的評価」です。「改善」も「悪化」もデータで根拠を示すことが出来るように準備を始めて頂きたいのです。

 

患者単価が下がると利益を大幅に失う

令和8年の診療報酬改定で懸念されることの一つに患者単価の低下があります。

例えば自費価格を上げていけるのかが歯科医院経営にとって重要な経営対策であるのと同様に、患者単価を上げていく事も保険診療における重要な経営対策なのです。

令和8年診療報酬改定では何も対策しなければ患者単価が下がる可能性がある。それを防いで頂きたいのです。

理由は「患者単価が下がると利益を大幅に失うから」です。

3月に官報告示があれば「点数の置き換え」を実施し自院への影響を確認して頂きたい。

そして診療内容の充実に取組み、新たに算定する項目で患者単価の低下を防いで頂きたいのです。

 

院長ごとに戦略は違う

これから医療DXと共に歯科治療のデジタル化が進みます。

しかし、そこに取り組むべき院長もいますが手を出さない方が良い院長もいる。

開業されている地域も院長の年齢も経営資源も違うので、誰がやっても上手くいく経営対策は存在しないのです。

「大型化」「分院展開」も院長の経営能力が問われるし地域を選ぶので正解とは限らない。

経営判断が難しい時代になったと感じるのです。

 

正月の間は経営相談にお申込み頂いた院長が開業されている地域を調べていました。

これからの5年10年で地域の人口動態がどうなり、歯科医療需要がどう変化し、診療報酬改定の影響がどうなり、採用環境がどう変化するか・・・?

その中で院長としてどう攻めるべきか?

そこも経営者としてしっかり分析して頂きたいと思います。

 

2026年も頑張ってブログを書き続けたいと思います。

目的は地域医療を守ろうと奮闘される院長を応援する為。

さて、明日のブログは何を書こうかな???

 

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