森脇が30年勤務した開業医団体を退職して独立したキッカケについて書いてあります。 独立のキッカケ”森脇の想い”を是非お読みください
”良質の歯科医療を提供する為に頑張る、多忙な院長を経営面で支えたい”
それが私の願いです。 次は私が30年勤務した開業医団体を退職したキッカケについて書いてみたいと思います。
キッカケ 私が開業医団体で働いていた頃、私の知っている院長達はいつも「経営」と「歯科医療」との狭間で悩んでおられました。 「患者さんに保険で良質の歯科医療を提供したい。ただ、経営面も考えないと地域の患者やスタッフの生活を守れない・・・」
私はその頃、歯科医院経営の知識がまだまだで、新規に開業された歯科医院が1年経たずに2件廃院したことにショックを受けていました。
「開業医の経営を守る団体の職員がこのままでいいのか・・・。いいや良いはずはない」
それからの私は経営のセミナーに通い、歯科治療・組織づくり・経営・会計・マーケティングなどの本を読み漁り、会員の経営をサポートすることに協力してくれる経営に強い専門家を探しました。そして、専門家の協力を得てやっと、歯科医院経営に関するセミナーを開催することが出来たのです。
セミナーに参加された院長や奥様のお悩みは多種多様でした。経営やマネジメント、資金繰り、ライフプランに関わることまで、専門家と一緒に何回も個別相談に伺いました。そして、4年間で300件以上の相談をお聴きしているうち、自分が蓄積してきた知識で直接、経営や組織づくりで悩んでおられる院長を応援したいと思ったのです。
それからは、勇気をだして自分も講師として歯科医院経営に関するセミナーを開催しました。 経営相談を受け、お悩みが解決できるように全力で取り組みました。ただ、団体の職員と言うこともあり、アドバイスは出来ても、踏み込んだ経営のサポートが出来ないという壁にぶつかったのです。
夢や希望を持ちながら短期間で廃院した院長の顔が浮かんできました。 「どうしよう・・。でも患者さんの為に良い歯科医療を提供しようと頑張る歯科医院を潰したくない」
それがキッカケとなり、独立して歯科医院の院長を応援する道を選びました。
私は患者とスタッフと院長の三者が満足する「三方よし」の経営を確立させることが歯科医院発展のカギだと確信しています。 三方よしの経営を実践することにより、患者もスタッフも医院から離れなくなり、チーム医療が進化していくのです。
私の提案に共感いただける、全国の院長先生とお逢いできる日を楽しみにしています。 |
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