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◆リコール再初診は返戻に!

大阪など一部の地域の歯科医院で続けられてきたリコール再初診、そしてSRPを繰り返す行為が返戻の対象になる日が近いと言われています。そこで、院長はどのように対応すれば良いのかについて情報を提供します。

歯周病治療のリコール再初診はもう厳禁!

 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院でおこなう歯周病治療の流れは医院によって結構違います。
 
歯周病学会や日本歯科医学会が示す「歯周病治療の基本的な流れ」にそって施術をおこなう医院もあれば、効率を重視した施術をする医院もあります。
 
レセプトも2回目以降の継続管理については再診で算定する場合もあれば、歯管を算定せずにリコール再初診で患者の定期管理をおこなう医院も。
 
今までは、「そろそろ返戻になる」と言われながらもリコール再初診は見逃されてきた。
 
 
しかし、令和2年診療報酬改定で長期管理の流れが明確になり、令和3年に診療報酬支払基金のシステムが新しくなるのに合わせて、リコール再初診は厳重にチェックされレセプト返戻の対象になる可能性が高くなっているのです。
 
「歯管を取らなければ良い」とか
「4カ月サイクルなら初診を起こしても大丈夫」だとか、
 
実しやかに言われてきましたが、それらはすべてデマです。
 
単にレセプト審査でチェックされなかっただけ。
それがこれから厳密にチェックされるようになるのです。
 
 
基本的に慢性疾患は管理が必要であり、再診で診ていくという原則がある以上、継続管理できる状態で初診に戻すことはNGなのです。
 
 
だから、院長は「歯周病治療の基本的な流れ」に沿って歯周病治療を進め、長期管理加算と歯周病重症化予防治療を活用できるようにならなければならない。
 
 
長期管理の時代において「リコール再初診」は時代の流れに逆行したものであり、消えゆく運命にあるのです。
 
 
しかしリコール再初診を止め、歯周病の継続管理を再診でおこなう様にした場合に、問題が生じます。
 
それは、
 
①正しい治療の流れの具体的な構築方法がイメージできない。
②リコールハガキをどうすればよいのか?
③患者への動機づけはどうすれば良いのか?
④患者が離脱せずに長期管理加算を算定する為に何が必要なのか?
⑤歯科衛生士枠は増やすべきか?
⑥担当制にするのとしないのとどちらが良いのか?
⑦「基本的な流れ」で売上を上げる方法がわからない
⑧歯科衛生士が足りない
⑨歯科衛生士から反対されたら説得できない
⑩患者負担が増えたら患者が来なくなるかも
⑪結局、新しいやり方で売上が増えるのかがわからない
 
ということです。
 
 
長期管理時代において「リコール再初診」を止めなければならないのは理解したけど、上記の問題の解決法や、
 
①スタッフへの説明の仕方
②負担金が増えるのを患者に納得させる方法
 
が難しくて躊躇される院長も多いでしょう。
 
 
しかし、リコール再初診やSRPを繰り返す行為が「指導⇒返戻」の対象となる日も近い。
 
 
院長が上記の問題に向き合う日は間違いなく来るのです。
 
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