歯科医院で治療が中断する最大の要因は、
「痛みがないから」でも「忙しいから」でもありません。
多くの場合は、
“患者の帰り際の30秒”で、患者の不安と次回の目的を言語化できていないから。
実は、中断率の低い医院ほど、帰り際の声かけの質が高い のです。
今日からできる改善として最も効果の大きいのはこの“たった30秒の設計”です。
治療中断は「帰り際」に決まる
治療が終わった瞬間、患者の頭の中ではこんな流れが起きています。
・今日の治療でどうなった?
・あと何回治療が必要?
・次回の治療も痛い?時間かかる?
・痛みは治まったけど次回も通う必要があるの?
この疑問の答えを言語化してあげないと、患者は“治療継続の意味づけ”を持てないまま家に帰ります。
そして意味づけがない状態は…
◇ 忙しい → 明日は行かなくてもいいか
◇ 体調悪い → また今度でいいか
◇ 忘れた → まぁ痛くないし
という“中断トリガー”に非常に弱いのです。
今日から使える!帰り際30秒の【中断予防テンプレート】
以下の構造で声をかけるだけで、治療継続率が目に見えて変わります。
①「今日の治療の意味」を短く要約
(例)
「今日は痛みがあった右側の奥歯の根の中の虫歯菌をかなり減らせました。」
「歯茎の炎症もひと段落して、次の治療に進める状態です。」
→ 患者の“治療の結果どうなった?”を安心に変える。
②「今後のリスク」を一言だけ共有
(例)
「ただ、ここで治療の間が空くと、虫歯菌がまた増えてしまうんです。」
「炎症は今は落ち着きましたが、間隔があくと戻りやすい部分です。」
③「次回の目的」を具体的に伝える
(例)
「次回は最終の薬を入れる予定です。細菌をすべてやっつけないと、また増殖して歯を失うことに繋がります」
「歯の根っこの治療で重要な部分なので、予約日時にお待ちしています」
→ “次回の意味づけ”がある人は中断しにくい。
④「患者の行動を肯定」して締める
(例)
「〇〇さんはしっかり通ってくださっているので、治りがとても良いです。」
「継続して来てくださっていますし、指摘した部分は改善して頂けるのでアドバイスし甲斐があります」」
自分の意志で「継続している」と認識した患者は、次も継続しやすい。
今日の行動
上記の①~④を必ず話す様にすると患者が治療を中断しにくくなります。
だから先ずは院長から実行してみてくださいね。
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