おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
さて、開業して10年以上経つ院長に質問です。
開業時に先生が描かれた理想の医院に近づいているでしょうか?
それとも、理想を実現しようと頑張ってみたが上手くいかなくて諦めてしまった燃えカスが心の片隅に残っていないでしょうか?
今は「理想」ではなく「現実」を見て診療を続けている・・・。
でもその理想って、本当に実現出来ないのでしょうか?
実現しなくても後悔はないのでしょうか?
私のミッションの一つに、
院長がリタイア時に歯科医師人生を振り返って「歯科医師人生を選んで良かった」と思って頂けるように経営とマネジメントを支える
があります。
昨日のブログのスタッフもそうですが、人は「出来ない」と諦めていたことが「出来る」となるとやる気スイッチが復活することがあるのです。
だから、先生の心の中に理想の燃えカスが残っていないのかを確認して頂きたいのです。
先生が、開業時の理想は実現出来なかったが今は別の理想を見つけているのならば燃えカスは残っていないでしょう。
しかし、心に引っかかることがあるのならばこう問いかけて頂きたいのです。
「本当にやらなくても後悔しないのか?」と
なぜこんな事を言うのかといえば、
「理想を追いかけている院長がスタッフにとっても患者にとっても魅力的に感じる」からです。
巻き込み力は諦めずに一人で理想を追う姿から発生しますから、院長の理想を追う力が強いほどスタッフも元気になる。
そして、それが患者にも伝染していくのです。
それなりに経営は安定している。
しかし、何かマンネリになってしまっていると感じておられる院長は、一度、心の中に燃えカスがないか探してみてくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00