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歯科医院の発展を左右する経営数値管理の基本 その12 コンサル枠稼働率  [2024年09月19日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医療においてはコンサル枠の活用が重要になってきていると感じます。
う蝕の治療コンサルだけでなく、歯周病や口腔機能の問題について説明したり検査やトレーニング、管理栄養士の指導、初診カウンセリングを行うのに治療と同じ予約枠に入れると診れる患者数が減るからです。
 
 
コンサル枠を上手く活用できれば生産性が向上し患者の治療提案への納得度が増す。
だからコンサル枠の稼働率を高めることが必要なのです。
 
 
院長が収益モデルに「小規模零細超効率型」を選ばない場合には、患者への説明を丁寧におこない治療への理解度を高める為のコンサル枠が必要。
枠の稼働率と品質を向上させることで患者は離脱することなく来院してくれるのです。
 
 
 
 
では、先生の医院では口腔内を診断し、生活習慣などを患者から聞き出し、どんな検査とコンサルを誰がどのタイミングで実施しているのでしょうか?
そして、それが必要な患者に漏れなく実行できているでしょうか?
 
 
 
 
歯科医院が大きくなると様々な役割を分業制で進めることになります。
しかし重要なのは「説明を受ける患者は一人」だということなのです。
 
 
治療を開始してから終了するまで医院側からの説明に一貫性があり、患者に関わるメンバーが情報を共有できている状態を目指す。
コンサルは治療の流れの中の一部でありドクターが立てる治療計画の中に位置づけられて役割を果たせているのかが重要なのです。
 
 
さて、先生の医院ではコンサル枠がドクターの治療計画の中に位置づけられ、しっかり役割を果たせているでしょうか?
そこがちゃんと出来ていればコンサル枠はドンドン埋まり足りなくなっていくのです。
 
 
 
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