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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の質を高め売上を増やす7つの方法 その1 収益モデルとシステム  [2024年07月03日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
今日は、
①収益モデルとシステム
②治療コンテンツと口コミ紹介対策
③アポイント管理と運用、コミュニティ
④コンサルシステム
⑤チームビルディングとメンバーの意欲
⑥接客接遇
⑦認知、広告
 
のうちの①収益モデルとシステムです。
 
 
 
例えば、先生もレストランを選ぶときは状況によってお店を変えると思います。
 
・一人で朝食を食べる
・忙しい中で一人で朝食を食べる(または抜く)
・時間がある時に大切な人と朝食を食べる
・ご高齢のご夫婦が朝食を食べる
・子ども連れのお母さんが朝食を食べる
・ダイエット中の人が朝食を食べる
 
等々、同じ朝食であっても人はシチュエーションや一緒に食べる人によって朝食を食べるお店の候補を変えているのです。
この候補リストを「エポークドセット」と言います。
 
 
では、先生の医院はどんな患者層のどんなシチュエーションの場合に患者のエポークドセットに入る様に設計されているのでしょうか?
例えば、お母さんが歯の治療で泣きわめく子どもを治療に連れていく場合、どんなキーワードで歯科医院を検索しホームページに書いているどんな情報を重視するでしょうか?
そしてママ友や家族からどんな情報を得て受診する歯科医院を選ぶのでしょうか?
 
 
 
歯科医院の質を高め売上を増やす対策の一つ目、それは「誰にとって利用しやすく居心地の良い歯科医院」なのかが院内と広告で表現されているかなのです。
もちろん、先生が選択された収益モデルがこれからの時代と地域の需要にマッチし収益性が高いものである必要があります。
 
そして継続性がある収益モデルであること。
 
 
 
 
昔、24時間診療の歯科医院がありました。
大都市部で早朝診療(朝7時から)の歯科医院がありました。
今でも、日祝診療や平日の夜遅くまで診療している歯科医院があります。
 
確かに働く人が増え、マンパワー不足で忙しい職場で働く患者が増え、歯科医院ではどこも平日夜と土曜日の予約は取りにくくなっています。
だから上記の収益モデルは確かに需要はありますが、人材確保や経営コスト、患者単価から見て継続性がある収益モデルなのか?について疑問があるのです。
 
 
 
まずは先生が開業されている地域において長く支持されていく為の収益モデルを決める。
そして次は院内外のシステムの構築を考えるのです。
 
ターゲット層が何を重視しているのかに合わせて予約システムや治療説明・コンサルシステム、コミュニティの設置、院内の設計等を患者ニーズに最適化させる。
すると特定の患者層から深い支持を受けられる様になるのです。
 
エッジが立つからそこから口コミや紹介が出る様になっていく。
 
 
流行には要注意。
流行るという事は参入障壁が低いからであり競争になり易い。
総合歯科医院にとっては品揃えとして必要ですが、先生が選択した収益モデルによっては特徴がボケて「何者かが分からなくなる」のです。
 
 
 
 
収益モデルの選択から院内外のシステムの構築は一貫性が必要。
例えば、上質なホテルの空間とサービスを気にって顧客が料金が高くても宿泊しているのにフロント業務を自動化するのは魅力を消すことになるからです。
 
 
 
さて、先生の医院では選択された収益モデルと院内外のシステムの一貫性は保たれていますか?
先生の医院を「〇〇で人気の歯科医院」で表現するとして〇〇には何が入るでしょうか?
 
考えて実行してくださいね。
 
 
 
 
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