おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院を長年サポートする中で私自身が大切にしてきたのは、「歯科医療としての質を高めることで売上を増やす」ということです。
色々な歯科医院を視てくると、多くの歯科医院には他の歯科医院にはない強みが隠れている。
しかし、院長やチームメンバーはそれが当たり前だと考えており強みだとは思っていないのです。
それを私は「宝物」と名付けており、診療を見学して宝物を発見すると嬉しくなるのです。
歯科医院を発展させていけるかどうかは宝物の存在に気づきそれを更に磨いてエッジを立てることが出来るかにかかっている。
宝物は磨いてエッジを立てなければ患者を惹きつける魅力にならずに宝の持ち腐れになってしまうからです。
医院をもっと魅力的にする為に何を磨いていくべきなのか?
その「何」を院長が知っていて、磨く方法(患者に魅力が伝わる方法)を知っていて、計画的に磨いていけるかが重要なのです。
では、明日からは下記の項目をどう磨いて患者にとって魅力的なものにし売上も増やしていくのかについて考えてみましょう。
①収益モデルとシステム
②治療コンテンツと口コミ紹介対策
③アポイント管理と運用、コミュニティ
④コンサルシステム
⑤チームビルディングとメンバーの意欲
⑥接客接遇
⑦認知、広告
例えば、
①顧客にとって魅力的なお店を作ると
②魅力的な商品なら一部の顧客は口コミしたくなる
③リピート顧客が大切にされながらコミュニティで情報を得たり交流もできるとエンゲージメントが向上し
④顧客の要望をしっかり聴きながら商品を開発し提案していると顧客満足度が高まる
⑤店員がいつも活き活きと働いており
⑥素敵な笑顔で丁寧に優しく接してくれると顧客は離れずリピートする様になる。
⑦そしてリピート顧客が感じているお店の魅力を壊さない程度に認知対策をおこなうと安定して支持されるお店になっていく。
すると、お店のメンバーから見えない所で口コミの輪がジワジワと拡がり、遠い場所からも顧客が訪れる様になります。
歯科医院でも同じです。
すべての項目は連動しており一連のものとして患者に評価される。
だから、患者に集中できていれば診療中に院長やスタッフ同士で雑談する時間などありませんし、チームメンバーが作業レベルで働いている歯科医院に未来はないのです。
さて、明日から7回に渡って書いていきますので、ご自分の医院でそれそれをどう連動させて魅力にしていくのかをお考えくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00