さて、今日からは“上手くいっている院長”に共通している要素について書きます。
開業医団体に勤務していた時代から医療機関と40年以上関わっていますので、その院長の考えややり方で経営やマネジメントが上手くいくかどうかは話せばすぐに分かります。
成功されている院長が日頃どんな姿勢でいて、どんなやり方をしたから今があるのかを少しだけシェアしたいと思います。
歯科医院経営が上手くいくかどうかは、高度なマーケティングや最新の経営理論よりも、院長がお金をどう扱っているかで決まることが少なくありません。
しかし実際には、歯科医院のお金はかなり曖昧に扱われています。
特に法人化していない医院では、お金の色分けが出来ていないケースが多い。
お金には色がある
歯科医院のお金は、本来こう分けて考える必要があります。
① 経費
② 税金
③ 医院の未来を切り拓くためのお金
④ 院長の生活費
⑤ 院長家族の未来のためのお金
この5つです。
しかし実際には、売上 → 経費 → 税金 → 残ったお金=院長の取り分
こうなっていることが多い。
つまり、医院の未来を切り拓くお金が最初から存在していない。
医院の未来は「残り物」では作れない
医院の未来を作るお金とは、
・人材育成
・設備投資
・デジタル化
・仕組みづくり
・組織づくり
こうした投資です。
しかし、これらは多くの場合、「余裕があればやる」という扱いになります。
生活費を確保して、余ったら投資する。
この順番では、医院はほとんど成長しません。
上手くいく院長は順番が違う
上手くいく院長は、
お金の順番が違います。
まず医院の未来を切り拓くお金を確保する。
そして収益につながる所に大胆に投資する
その残りで、生活費や個人資産を考える。
つまり、未来を先に作る。
法人でも同じ問題が起きている
法人化している医院でも、同じ問題が起きています。
役員報酬として取ったお金を、
・生活費
・娯楽
・住宅ローン
・車
・子どもの教育費
に使い、医院の未来を作る資金として残していない。
結果として、医院は利益が出ているのに成長のための投資が出来ない。
個人経営の院長よりお金があるのに未来が作れない。
これは非常にもったいない状態です。
お金は“使い方”で未来が変わる
経営において、収入の差よりも大きいのは
お金の使い方の差
です。
同じ売上でも、未来を作る医院と、現状維持で終わる医院があります。
違いはシンプルです。
未来のためのお金を先に確保しているかどうか。
確保したお金を収益を生む部分に大胆に投資できるか。
歯科医院経営はこれから厳しくなる
これからの歯科医院経営は、
・人材不足
・物価上昇
・設備費上昇
・制度変化
など、経営環境が確実に厳しくなっていきます。
その時に必要なのは、準備された投資資金です。
未来は、その場の思いつきでは作れません。
最後に
先生の医院のお金は、色分けされていますか。
それとも、売上から経費と税金を引いた残りが院長の取り分になっていませんか。
歯科医院が上手くいく院長には共通点があります。
それは、お金を未来に変える力を持っていることです。
先生のお金は、未来を作っていますか。
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