私はこれまで、2000件以上の院長先生方と接し多くの成功事例を支援してきました。その中で感じるのは、経営における本質は「理念」や「仕組み」だけではなく、”院長の日々の行動に宿る“ということです。
本シリーズでは成功する歯科医院に共通する5つの本質を紹介します。今日はその中から「本質① リーダーシップ」に焦点をあてます。
本質① リーダーシップ
院長が自ら技術を磨き、医療面接にも真摯に向き合う姿は、スタッフの信頼とモチベーションを生みます。
スタッフは院長の本質を見抜いています。いくら言葉で「理念」を伝えても、院長の行動が伴わなければ「自分も頑張ろう」とは思いません。
・院長自身が定期的にスタディグループや講習に参加し、診療スキルを高めている
・スタッフが目の前で観察できる場で院長が常に学んでいる姿勢を示している
・医療面接の実践を重ね、真摯に患者と向き合う姿勢を継続している
・院長がお金儲けよりも患者の健康を優先しているとスタッフが感じている
このように院長の“本質的な姿勢と言動、日々の努力”がスタッフに伝わることで、院長は単に“指示する人”ではなく“尊敬され、信頼される存在”となります。それが強い組織の土台となります。
しかし、院長が最初から尊敬される存在になれる訳ではありません。成功されている多くの院長も過去には様々な失敗をされ現在があります。
だから大切なのは院長として成長していく為のルートを間違えない事です。
努力していくべき方向を間違えると長期的な成功にはたどり着けないのです。
ルートを間違えない為の方法としては「メンターを慎重に選ぶ」ということ。経営的な成果を上げ華やかに見えていても本質からズレている医院もありますので、「守破離」をおこなうべきメンターを選ぶ作業が重要なのです。
あと「憧れ」でメンターを選ばないこと。
例えば、集団維持型の院長が率先型リーダーシップでチームを引っ張る院長に憧れてメンターとした場合には失敗しやすいのです。何故なら自分の得意分野のリーダーシップを活かせないからです。
明日は本質②「理念と経営計画」をご紹介します
明日は、スタッフが「何のために働くのか」を理解し、共に歩むための本質②「理念(ミッション・ビジョン・バリュー)と経営計画」をお伝えします。どうぞお楽しみに。