おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
2025年明けましておめでとうございます。
新年も頑張ってブログを書きますのでどうぞよろしくお願い致します。
さて、今日のテーマは院長が年頭にチェックしておくべき経営のポイントです。
歯科医院経営で実施するべき経営対策が増えていると感じます。
超大型歯科医院では「〇〇専門部」や「〇〇専任担当」があったりしますし、若手勤務ドクターも経営をしっかり学んでから開業された方が増えてきました。
それほど歯科医院の院長にとって経営面の強化は重要になってきているのです。
院長がチェックするべき経営のチェックポイントは数限りなくあります。
そんな中で一つに絞るとしたら何だろうかと考えました。
そして、導き出した答えが「戦略的ポジショニング」です。
いくら才能に溢れ熱意をもって取り組んでも、選んだマーケットとポジショニングが間違っていれば結果を出せない。
そこで年頭にチェックして頂きたいのが、ご自身が選んだ「マーケットとポジショニングは今も正しいか?」ということなのです。
地域の経営環境や歯科医療需要は毎年少しづつ変化しています。それは地域に住む人たちの年齢構成が変化し時代とともにニーズも変化する。
子育て層が集まる地域と高齢者が多い地域、都市部と過疎地、ベットタウンかそうでないか、地域の18歳人口等、じっくり見ていけば地域に暮らす人たちのニーズに合わせて街は作られているのです。
地域の人たちが手に入れたい「ウォンツ」や「解決して欲しい問題」も変化してきている。
だから、マーケットの変化に合わせてどこにポジショニングすれば需要を取っていけるのか?を考えることは経営にとって必要不可欠なのです。
いま、先生が開業されている地域のマーケットはどうなっているのか?
開業時からマーケットはどう変化してきたのか?
その変化に対応できたのか?
対応してきた結果が経営の数値に反映されているか?
これから10年でマーケットはどう変化いくと予測するのか?
競合歯科医院はどう動き自分はどう動くべきなのか?
ご自分の中にある固定観念や認知バイアスの影響を受けて考えるのではなく、新たな情報をインプットした上でお考え頂きたい。
もう一度同じ地域で新規開業するつもりで地域を調査し戦略を立てポジショニングして頂きたいのです。
逃げ切り世代以外の院長にとってポジショニングの確認と修正は必須だと考えます。
ちなみに、
大きな歯科医院は大きなマーケット需要のど真ん中のシェアを取りに行き
小さな歯科医院はニッチなポジショニングで輝き
AI時代の院長はプロダクトアウト型で地域のターゲット層を惹きつける
そして、逃げ切り世代はご自分が続けてこられた歯科治療の完成形を目指し次世代に引き継ぐ準備にはいる。
先生が先生が開業されている地域で、医院規模で、経営資源で、院長力で、地域に住まれる方々に必要とされる為のポジショニング。
考えてみてくださいね。
では、2025年も三方よしビジョン達成サポートの歯科医院経営ブログをよろしくお願い致します。
Posted at 05:00