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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長は歯科医療としての理想と患者の認識との差を埋めることができるか?  [2024年12月19日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院のドクターが患者の口腔内を診て提供できる最善の治療計画を立てたとします。
ドクターは真摯に治療技術を磨いてこられ自費治療もこなせる方です。
 
 
しかし、来院する患者は、
 
・治療に関する知識が足りない
・治療しないことでの不利益を軽く考えている
・認知バイアスにより正しい判断が出来ない
・経済面から治療に使えるお金が限られる
・歯科医院が金儲けで自費治療を勧めると思っている
 
などによって「自分の現在と未来にとって必要な治療」を選択できない人も多いのです。
 
 
 
 
その差を歯科医療従事者が埋めて出来るだけ患者が自分にとって必要な治療法を自分で選択できるようにサポートしていくのが、
 
・初診カウンセリング
・セカンドコンサル
・治療説明
・治療法コンサル
・Pコンサル
・OHI
・栄養指導
 
等だと思うのです。
 
 
 
 
最近、この「歯科医療の理想と患者の認識との差」を埋める方法を考え続けている私は、誰にでも使えて成果を出せる仕組みを確立するのはかなり難しいと感じるのです。
 
難しい理由は
 
・患者によって現状が違うので、差を埋める時に治療コーディネーターの力量が試されること
・差を埋める為には「傾聴の技術」「心理学」「コーチング」などのスキルが必要になること
 
です。
 
 
私なら出来たとしても医院の治療コーディネーターが使える仕組みでなければ意味がない。
スタッフもライフイベントなどで一時的に抜けたりするので成長途上のスタッフでも使えるものにする必要があるのです。
 
 
そして、医院ごとに状況が違いますので医院ごとに仕組みの完成形が違うのです。
 
 
 
でも、とても遣り甲斐のある仕事だと思っています。
難しいから遣り甲斐もありますし、歯科医療の現場に関われていることへの喜びもあるのです。
 
 
 
 
 
先生の医院では「歯科医療の理想と患者の認識との差を埋める取組み」を継続されているでしょうか?
患者が自分の現在と未来の為に最善の選択ができる様にやれることは多くあると感じます。
 
そして「自費を売る」ではなく、「患者の健康に取って効果が高い治療」にフォーカスできた時、スタッフの心構えと行動は変わるのです。
 
 
 
 
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