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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が単価と生産性が高いチームを作る方法 その5 人材の採用と育成  [2024年12月11日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
近年では様々な業種で人材不足が深刻になっています。
介護業界の入職超過率はマイナスですし医療業界もマイナスになりかけている。
 
 
その中で一部の院長は地域における採用的優位を築こうと戦略的に動いており、これから歯科医院による採用格差は拡大していくのです。
ちなみに「募集しているのですが応募がないんです」と言われる院長にどんな対策をされているのかをお聞きすると、実際にはほとんど対策出来ていないことが多いです。
 
 
 
 
もちろん、人材を採用して成長に繋げられるかは生産性が高いチームを作るうえで重要なポイントとなります。
現在いくら有能なスタッフがいたとしてもライフイベントへの対応もありますし退職もある。
復帰してくれたとしてもしばらくはパートタイムで働くでしょうから、採用と育成は常に必要なのです。
 
 
 
 
勤務歯科医師や歯科衛生士、受付、診療スタッフ等も継続的に学びながら3年、5年と経験を積むと成長に繋がります。
勤務歯科医師や歯科衛生士もできる事が増えれば任せられる治療も増えますし、幹部に引き上げられる人材が育てばチーム力が増しますので、生み出せる成果物は増えるのです。
 
 
 
 
一方で、採用と育成が出来なかった歯科医院では人材不足によって予約枠を一部開けられないということが起こっています。
その状況が改善しなければ稼働しないユニットが生まれることになりますので生産性は大幅に低下するのです。
 
 
 
 
1台のユニットで1時間当たりに生み出す成果物を増やしていく。
その為には成果を出せるチームメンバーを育てて仕組みを動かすことが不可欠なのです。
 
 
 
チームメンバーが育ってなければ口腔機能管理等の仕組みを作るのも難しいでしょうし、「学び育つ環境」がなければ人材が集まらない。
人材が集まらないとスタッフの業務負荷も増えることから退職者も出やすく生産性がドンドン低下していくのです。
 
チームの中に学びと実践の中で育った入社5年以上のメンバーが何割いるのか?が一つの目安だと私は考えています。
 
 
 
 
人材が集まらなくても成立する規模と収益モデルで経営するのか?
それとも人材の採用と育成を戦略的に続けて生産性の向上に繋げていくのか?
 
歯科医院が労働集約型である限り、この課題から逃げることは出来ないのです。
 
 
 
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