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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が経営計画にもたせる根拠 経営環境分析  [2024年11月21日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院の経営計画は計画書自体を作るのが目的ではありません。
 
院長(経営者)の頭の中を整理して方針を出す為に必要。
そして、チームメンバーは院長と同じ危機感を共有している訳ではありませんので、彼らに「目的」「目標」「達成手段」を理解してもらう為に経営計画は必要なのです。
 
組織が成熟してきたら目標(数値も含む)は各部署が立てる様になることが理想です。
 
 
 
 
経営計画を立てる前提となるのが「経営環境分析」です。
 
目的地に向かう航路はどれを選ぶべきか?
選択した航路のリスクは何か?海賊は出没するか?流氷は?
 
などを分析しておかなければ目的地に安全で早く到着することは出来ないからです。
 
 
 
 
歯科医院経営においては、
 
・地域経済の変化と労働環境
・国民所得の中央値や国民負担率の変化
・有力企業の進出や撤退
・人口動態
・地域の開発整備計画
・公共交通などの変化
 
などの他に
 
・国の医療政策の方向性
・診療報酬改定の方向性
・未来の保険医療制度
・レセプト審査システムの変更
・日本経済の盛衰
・アメリカやEU諸国、BRICS諸国との力関係
・国際紛争
・治療技術の進化
・DX化の進行
・政治の力関係と日医や日歯の政治力
 
なども5~10年位かけてジワジワと歯科医院経営に影響してくるのです。
 
 
 
 
では、先生が開業されている地域がこれから10年でどの様に変化し、そのことが先生の医院の経営にどう影響してくるのか?
 
それに対してどういう戦略と戦術でいくのか?
 
が先生は明確でしょうか?
 
 
 
経営環境を分析し理解しながら経営計画を立てるのか?
それとも経営環境の変化は読みこまずに前年実績に対して積み上げる目標を設定するのか?
 
 
向かう方向と距離(戦略)を間違えたアクションプラン(戦術)は医院の未来を切り拓くことには繋がらない。
 
そう私は考えています。
 
 
★こちらもご覧ください。
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