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歯科の院長が経営計画にもたせる根拠 販売管理費  [2024年11月18日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営はシンプルであり、いくらの経費を使っていくらの売上を獲得できたのかが問われます。
その中でも販売管理費を賄う売上は最低でも確保するべきものであり、確保できないのであれば前年と同じ販売管理費を使ってはいけないのです。
 
「お金のカラーBOX」の記事でご説明しました様に、実際には税金や未来の投資に必要なお金の分も含めて院長は目標売上額を設定する必要があるのですが、今日は単純に「売上-経費=利益」で考えてみたいと思います。
 
 
 
 
私は「販売管理費」は戦略的に使うものだと考えています。
開業医団体に勤務していた時代には毎年「販売管理費」を勘定科目だけでなくその中の細かい項目ごとに集計して精査していましたし、次年度の「販売管理費予算」も作成していました。
 
そこまでやって、販売管理費が例えば前年より10%増えるのならば、増えた10%分をカバーできる売上目標を経営計画で設定していたのです。
当然、営業マンは全体の売上目標の増加分にあわせて個々人の目標を割り振りされていました。
 
 
 
 
 
経費を活かして上手く使える院長の医院が利益を増やし、戦略的に経費を使えていない院長の医院が利益を減らしている。
今の時代は前年と同じことをしていても経費が増えていく時代です。
 
ということは現状維持の売上のままで良い歯科医院は基本的には存在しないのです。
 
 
 
 
だから何の経費を削って何の経費を増やしていくべきなのかを慎重に見極めてください。
販売管理費は売上を増やしていく為のガソリンだからです。
 
 
燃費の悪い車に乗ったり無駄な加速でガソリンを消費し、ガソリン残量ギリギリで目的地に到着するのか?
それとも「燃費が良い車」や「加速の良い車」で目的地にたどり着くのか?
 
それを多くの医院では院長が決めているのです。
 
 
 
 
経営計画の販売管理費予算を戦略的な構成にしていく。
とても大切だと思います。
 
 
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