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歯科医院の院長が利益を増やす為のヒント 未来の為の貯蓄  [2024年11月01日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
お金のカラーBOXのお話も残るは、
 
⑹事業用の積み立てをして残ったお金から未来の為の貯蓄をする
⑺未来の為の貯蓄をして残ったお金を生活資金に使う
 
の二つになりました。
 
 
では、先生が未来の為に貯めるべきお金にはどんなものがあるのでしょうか?
 
 
 
例えば、子育てをされているなら「教育資金」があります。
私も開業医団体に勤務している時代にはファイナンシャルプランナーとしてお金を残すアドバイスをしていましたので、教育資金を「いくら貯めるべきか?」「どんな方法で貯めるか?」のご質問を頂きました。
 
お子さんが将来どんな道を歩まれるのかは結構ギリギリまで分からないことが多いので、「お金がかかると想定して貯蓄をしておいて、かからなければ他の用途に使いましょう」とお話させて頂いていました。
 
 
 
 
次に考える必要があるのが「住宅」についてです。
 
 
「持ち家」と「賃貸」で考え方が違います。今は都市部の住宅が恐ろしい勢いで高騰していますので、どちらでいくのかを慎重に選ぶ必要があるのです。
住宅ローンの場合には自己資金を貯めておく必要がありますが自己資金を十分に貯められない場合には住宅購入は止めておいた方が良いと思います。
 
 
そして、収入がある程度減ったとしても返済できる借入額に止めておく。
数年前にサラリーマン世帯の住宅ローン破綻が話題になりました。
彼らは残業代を当てにしてローンを組んだが働き方改革によって残業代が減った為に資金がショートしたのです。
 
もちろん、マイホームを建てた場合には「修繕費」の積み立てが必要になります。
「外壁」「屋根」「内装」「排水、水回り」「電気系統」「門扉」など修繕予定時期を決め、それに向けて資金を貯める必要があるのです。
 
 
賃貸の場合には「リタイア後の賃料の支払い」を考えておいてくださいね。
 
 
 
 
そうそう、見逃し易いのがリタイア後も収入への「税金」「社会保険料」の支払いは続き、結構な金額になるということです。
 
 
 
では先生の場合、リタイア前とリタイア後にいくらの資金が必要でしょうか?
そして、その為にいくらの収入を得ることが必要で、その収入のうちから毎月いくらの貯蓄をする必要があるのでしょうか?
いま、いくら貯められていますか?
 
けっこう「何とかなるでしょ」的な院長も多いと感じますが、診療を続けて何とか生活することは出来ても理想のリタイア後プランの実現は難しい気がします。
 
 
 
 
多くの人が現役時代にライフプラン設計を考えていない。
しかし、リタイア後に思い描いた日常を過ごしておられる院長ほどライフプラン設計が明確で、「いくら貯めるべきか?」が明確だったのです。
 
 
先生はいかがでしょうか?
 
 
 
 
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