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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長が利益を増やす為のヒント 事業借入金の返済  [2024年10月30日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院を開業された時に銀行などから借り入れた金額を見て「ちゃんと返済していけるろうか?」と思われたかもしれません?
しかし、初めは少し苦戦したものの経営も安定してきて借入金も減価償却費も減ってきた。
 
 
 
そんな時に最新の診断機器等が発売され友人が導入すると、
 
「借入金も減ってきたし減価償却費も減って支払う税金も増える。」
「診療の質も高くなって売上も増えるだろうから銀行に借入をお願いしようか」
という心理になり易いのです。
 
 
しかし、この理由は明らかに後付けです。
単に友人が導入して自慢してきたから欲しくなっただけなのです。
 
 
 
 
適正な借入金の割合は「利益の〇%」とネットを検索すると出てきます。
しかし、それは正しくはありません。
借入をして良いのは「設備導入でレバレッジを利かして利益を大きく増やせる人」だけなのです。
 
 
 
経営的には無借金経営が一番良い。
しかし、お金が貯まるのを待っていれば必要な経営対策をベストなタイミングで打てないので、レバレッジを利かせて利益を増やす事ができる院長だけが借入を戦略的に使えるのです。
「借りたお金以上に増やすことが出来る」「利益を増やして返済の目途が立てられる」人だけが借入れしても良いのです。
 
 
 
 
だから、銀行などが低い金利で貸してくれるからといって借りることが正解とは限らない。
コロナ渦でコロナ融資を借りる院長は多かったのですが、まったく手をつけずにそのまま返済した院長と全額ではなくても使ってしまった院長がいる。
前者はコロナ渦で患者が減っても売上が落ちない様に必死に経営対策をしていましたが、そういう自力でなんとかしようとする姿勢が大切なのです。
 
それが出来ない人は「利益の〇%以内」という基準は守る必要があると考えます。
 
 
 
また、長期資金で借りれたのならば経営戦略を立ててその資金で期間中にどれ位の利益を増やせるのかを計画して実行するべきだと思います。
お金にレバレッジを利かせられないならば設備を大切に使い、基本的には事業で確保した利益で設備を更新していくことを考えた方が良いと思います。
 
 
先生の医院の銀行借り入れは戦略性が確保されていますか?
 
 
 
 
 
 
 
 
★こちらもご覧ください。
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