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歯科医院で急患を診てもアポが空く場合に磨くもの 患者の離脱対策  [2024年10月28日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院のアポが埋まらない場合に磨くものの最後は「患者の離脱対策」です。
 
先生ならドクターのユニット、歯科衛生士のユニットを何台づつにしてアポイントを入れますか?
そして月に何人の新患を確保することが必要だとお考えでしょうか?
 
 
 
 
先生が新患を確保する為に使った「広告費」によって1年間に何人の新患が獲得でき、その新患の治療や管理等で1年間に売上げた金額はいくらでしょうか?
 
もし、先生が広告費を使って月に50人の新患を確保したとしても、その患者が必要な治療をすべて受け入れ定期管理に移行したのか?それとも主訴のみの治療で終了したり治療を中断したのかで広告の費用対効果は変わるのです。
 
 
もちろん、広告費を投じたのが「インプラント」「矯正」であっても同じです。
広告反応率だけでなく広告費に見合う売上を確保できなければコスト倒れになってしまうのです。
 
 
 
だから広告費を効果的に使う為には患者が離脱せずに患者にとって必要な治療を受けて、治療が終わっても定期管理などで医院との繋がりが途切れずに通い続けてくれる関係の構築が必要なのです。
そして患者が満足して家族や友人を紹介してくれれば、先生が投下した広告費の効果は最大になるのです。
 
 
 
 
 
しかし、残念ながら多くの歯科医院はまだトライアル型の経営から抜け出せずに患者が途中で来院しなくなっていることに気づいていない。
そう、穴の開いたバケツの状態のまま水を注ぎ続けている医院が結構あるのです。
 
急患を入れてもアポイントが埋まらない歯科医院は広告費を使った新患獲得の対策が弱い上に、治療計画を厚く出来ず、そして患者が途中で離脱しているのです。
 
 
 
 
だから、先ずはバケツの穴を塞ぐ。
そして並行して「広告」「口コミ対策」と「治療計画の改善」「コンサルの仕組化」によってバケツに注ぐ水を増やす対策をおこなうのです。
 
 
他にもリピートモデルは購入点数や購入単価を増やす対策が必要です。
そして場合によってはバケツを大きくする必要もある。
 
 
そしてそれらの対策を実行する為には現状を数値で見える化しなければならないことも言うまでもありません。
たぶん、アポイントが埋まらない医院の場合はこれらの対策がほとんど実行されていない。
 
 
 
 
しかし、対策をしなければ何年経っても現状が改善することは無いのです。
 
急患を入れてもアポが埋まらない医院の対策法は今日で終了です。
明日からは「お金のカラーBOX」の続きを書いていきたいと思います。
 
 
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