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歯科医院で急患を診てもアポが空く場合の3つの認知対策その2 地域の一員  [2024年10月22日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医療も地域連携の中で重要な役割を果たすべき時代になってきました。
地域での認知を重視して開業時にホームページを作成と内覧会は多くの方が実行されますし大きな歯科医院で高額な広告費を使う方もおられますので、オンライン上で患者に認知される難易度はどんどん高くなっているのです。
 
患者がオンライン上で歯科医院を見つける方法も変わってきていますし、国が進める医療情報提供システムがもし機能することがあれば医療における広告規制は更に強化される気がするのです。
 
 
 
 
そんな中で昔から続いていて変わらず効果的な認知対策があります。
それが地域の一員になることであり、地域の信頼を得ることで院長が何も言わなくても周りの人たちが先生の歯科医院を勧めてくれる関係性の構築なのです。
 
 
もちろん、患者を紹介して欲しいという目的で地域の人たちと関われば一瞬で見抜かれます。
地域の医療介護連携に真剣に取り組まれる方々の所には営業目的の人が多くやってきますので、彼らはそういう営業マンを相手にはしないのです。
 
 
 
 
さて、先生の歯科医院から半径500mの中に住んでいたりお店をされている方の顔とお名前を先生は何人思い浮かべることが出来るでしょうか?
地域を歩いて何人の方に「〇〇先生」と声をかけられるでしょうか?
 
 
 
 
広告を使った認知は縦の繋がりをつくり、プライマリケアは網の目の繋がりを作る。
網の目の繋がりは強く広告費をかけた医院にも崩せません。
 
 
そして網の目は少しづつ細かくなり少しづつ範囲を拡げていく。
私は開業医団体に勤務していた時代から地域に根づくプライマリケアの素晴らしさと効果を感じてきたのです。
 
 
 
 
 
キッカケは患者との会話の中やかかりつけ薬局、近くのお店の店主との会話など至る所にあります。
地域にはコミュニティがあり目に見えないネットワークが存在する。
 
だから先生も地域の困りごとを解決していくネットワークに参加して真摯に活動していくだけで地域での信頼は積み上がっていくのです。
 
 
 
いま「面倒だな」と感じた方は地域連携には向きません。
地域の信頼は面倒だけど大切な事にお取り組むことでしか得ることが出来ませんので、面倒だと感じたのなら広告を使って縦の繋がりを作るしかないのです。
 
 
 
 
広告以外の認知対策は多くありその殆どが面倒なものです。
そして面倒だから取り組む歯科医院が少ないので効果的なのです。
 
 
 
 
本質は良質なコミュニケーションにあり、人間関係の構築にある。
オンライン上での繋がりは希薄であり「手軽」であることの副作用もあるのです。
 
世の中がデジタルに向かうからこそアナログに勝機が生まれる。
面倒だけど大切な事を無視してプライマリケアは成立しないのです。
 
 
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