歯科医院の経営改善や組織づくり、ホームページや看板の活用法指導やスタッフ育成の仕組みづくりをサポート。か強診を活用した長期管理型の歯科医院づくりなど。開業医団体で30年の勤務経験があり安心してご依頼いただけます。

 
◆歯科医院経営ブログ

歯科医院経営コーチの森脇が歯科医院経営に関する情報や感じたことを気ままに発信します。会員限定ブログと違い誰でも読むことが出来ます。

歯科医院の院長が利益を増やす為のヒント その1 お金のカラーBOX  [2024年10月16日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
私が40年以上歯科医院と関わってきて感じるのは「多くの院長はお金の色分けが出来ていない」ということ。
 
 
歯科医院経営では売上金額から、
 
⑴材料の仕入れや技工所などへの支払い(変動費)
⑵人件費、光熱費、消耗品費など一般管理費の支払い(固定費)
⑶残った利益から税金を支払う
⑷税金を支払って残ったお金から借入金を返済する
⑸借入金を返済して残ったお金から事業用の積み立てをおこなう
⑹事業用の積み立てをして残ったお金から未来の為の貯蓄をする
⑺未来の為の貯蓄をして残ったお金を生活資金に使う
 
の順番で売上金を配分することが原則。
 
つまり、本来は⑴~⑹までのカラーBOXに売上金が自動的に配分され、最後に残ったお金が⑺のBOXに入れられる様にする必要があるのです。
 
ちなみに、院長が生活資金として欲しい金額が決まれば、それを得る為に必要な売上金額も計算できます。
 
 
 
歯科医院経営が上手くいかなくなる要因として院長がこのカラーBOXの順番を無視して⑺の生活資金を使ってしまうこと。
また、⑸の事業用の積み立てが貯まっていないのに銀行借り入れやリースで欲しい医療機器を導入してしまうことです。
 
つまり⑺の院長のカラーBOXはマイナス残高で医院や銀行などにお金を借りている状態にある。
なのに院長はそのことに気づいていないのです。
 
 
 
私が経営ブログで「収益構造の改善」と書くのは、この⑴~⑺のカラーBOXが正しく機能する様にすることであり、結果として院長の取り分を増やすことです。
 
では、明日から⑴~⑺の見直し方法について順番に書いていきたいと思います。
 
お楽しみに!
 
 
★こちらもご覧ください。
初めての方→ ご挨拶
どんなサポートをしてくれるの?
 
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
経営相談のお申込みとお問合せ
Posted at 05:00
 
<<  2024年11月  >>
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
森脇康博のFacebook
講演依頼
プライバシーポリシー
三方よしビジョン達成サポートのホームページ