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歯科医院の業務改善は2+1の要素で考えるべし  [2024年10月05日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院を発展させていくには業務改善を継続していく事が不可欠です。
 
ただし、業務改善には「品質向上」と「効率化」+「オペレーション連携」という側面があり、先生の医院がこの要素のどれを重視して医院を作るのかで出せる成果も変わるのです。
 
 
 
歯科医院で比較的多いと感じるのが「効率化+オペレーション連携」です。
例えば、ドクター一人が一日の診療で30人以上の患者を診ようとすればドクターも診療スタッフも大忙しとなります。
さらに予約枠をオンタイムで回そうとすると「効率化」が不可欠となるのですが、その時に「品質」が犠牲になり単価が下がり易いのです。
 
医院は「ドクターが一日に30人診る」ことを前提にオペレーションやバックヤードでの動き、治療説明等も作られていきます。
そしてスタッフの意識も「効率化」に向かうのです。
 
だから診療を見学すれば院長がどういうお考えなのかが分かります。
 
 
 
 
 
一方、「患者さんひとり一人を丁寧に診たい」と院長がお考えの場合には「品質向上+オペレーション連携」となります。
「ドクターが一日に15~20人診る」ことを前提にオペレーションやバックヤードの動き、治療説明等も作られますし「更なる品質の向上」にベクトルが向きやすいのです。
 
 
 
 
単純に考えれば「一日に15~20人で経営が成立するの?」と思われがちですが、売上には「人数」以外にも「単価」という要素がありますので、単価を上げることが出来れば問題はないのです。
自由診療の歯科医院は更に少ない患者数ですが経営的には問題がありません。
 
ただ、医院によっては単価を上げらずに仕方なく効率化に傾いて院長が疲弊している場合もある様です。
私は院長に「単価を上げて院長が走り回る医院から脱しましょう」と提案しますが、院長お一人では経営への不安から効率化から抜け出せないこともあるのです。
 
「オペレーション連携」の理想形を最初に考えて、それで成立する収益モデルを選択するという方法もお勧めです。
 
 
 
ちなみに大型歯科医院は「診療効率(患者数)も治療品質(治療単価)も向上させる」方向で動いています。
 
 
 
 
では、先生の医院では何を目指して業務改善に取り組まれているのでしょうか?
 
歯科医院では院長がある時には「品質の向上」に傾き、またある時には「効率化」に傾き改善の取組みの一貫性が保てていない医院も多いと感じます。
院長がブレてしまうとスタッフや勤務ドクターはどちらの方向に向かって努力をすれば良いのかが分からなくなりますので、「バリュー」に照らして業務改善の一貫性が保てる様にチェックしてみてくださいね。
 
 
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