おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
歯科医院での情報共有の方法が進化している。
昔はバックヤードに紙が重ねて貼ってあったのが減ってきている。
ビジネスチャットやインカムなど、院内の状況共有ツールもどんどん便利になっていますので情報共有もデジタル化が進んでいるのです。
しかし、「ツールを活用する⇒情報を共有できた」となるとは限らないのです。
このことはインカムやZoom、Teamsの使い方も同様です。
便利ではありますが使い方を間違えると医院メンバーの信頼関係構築を阻害するのです。
では質問です。
先生の医院でビジネスチャットやインカムにアウトプットされた情報をどれだけのメンバーが読み理解しているでしょうか?
その投稿の中に含まれている「改善課題」はちゃんとピックアップされて解決までされているでしょうか?
投稿によって会話のキャッチボールが生まれているでしょうか?
必要なメンバーに必要な情報だけが必要なタイミングで届いているでしょうか?
デジタルなツールは便利な反面、使い方をしっかり仕組化しなければ目的が果たせなくなります。
院内のルールでは「投稿はもれなく読んで理解しておく」となっていても、実態が違っていれば役割を果たせないのです。
やはり、人と人が対面で話すことによってしか生まれない効果があるのです。
そして信頼関係は話すことと協労することによって強まりますので、使い分けが大切なのです。
海外ではリモートワークの活用法の見直しも出てきています。
ただ、デジタル化の利点を上手く活かして、アナログでなければいけない事と明確に区別されて運用できていれば効率化にもなる。
最近では、共有された情報をチームメンバーの誰が読んで誰が読んでいないのかが見える化できるビジネスチャットも出来ていますので、デジタル化の利点を上手く活かしながらもアナログなチーム構築を進めてくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00