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歯科医院の発展を左右する経営数値管理の基本 その10 ドクター予約枠稼働率  [2024年09月17日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営で売上を増やしていく為には治療単価を上げていく他に予約枠数を増やし稼働率を高めていく事が大切です。
その為に数値の測定が必要なのが「ドクター予約枠稼働率」なのです。
 
 
 
 
治療においては治療ごとに必要な時間が違う為に、ドクター毎に1時間に何人の患者を治療することが適正なのか?の判断が難しいと思います。
 
それであっても1時間あたりに何人の患者を診るのかの目安は必要。
何故なら目安がなければスタッフは予約を入れても良いのか戸惑うからです。
 
 
 
そしてドクターの治療技術の向上の為にも時間の目安は必要。
何故なら同じ治療をする場合でもドクターによって使う時間が違うからです。
治療における手の早さが劇的に変わることはありませんが、「決められた時間内で質の高い成果を出す為のトレーニング」をしなければ能力は向上しない。
時間を使えば質を高められるという考え方は間違いなのです。
 
 
 
 
「質を落とさずに(逆に向上させながら)短い時間で治療の成果を出す」
 
その事を追求しているのかどうかが表れるのが「根管治療」ではないでしょうか?
私が治療技術について語ることはおこがましいですが、治療を見学していてドクターによって治療回数と時間が大きく違うことは感じています。
 
 
 
 
技術と精度を高めていく為に短い時間で成果を出すことを追求する。
 
その為に時間当たりに何人の患者を診るのかの目安と予約枠の稼働率が向上しているのかを数値で測定していくことが必要なのです。
 
 
院長は1時間に何人診て、勤務ドクターの治療技術に合わせて何人診れるようになることを目指すのか?
ドクターごとに担当する治療の難易度も違いますのでドクターごとに適正な目安を決めてくださいね。
 
 
 
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