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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の発展を左右する経営数値管理の基本 その8 治療患者一人当たり実日数  [2024年09月14日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営の売上に繋がる要素は色々ありますがシンプルに考えると、
 
(平均治療単価 × 一人当たり実日数)× 患者数
 
をどう高めていくのかが問われる。
 
ただ、患者数は気になっても治療患者一人当たり実日数を気にしておられる院長は少ないと感じるのです。
 
 
 
 
私が「治療患者一人当たり」と言うのには理由があります。
一般的に歯科医院を開業すると患者一人当たり実日数は「2.0」を超えたところから始まり診療年数が増えると低下していく。
その理由は歯科衛生士枠で施術する患者の割合が増えていくからです。
 
だから治療枠と歯科衛生士枠を合わせた数値で見ていると治療枠の実日数がどう変化しているのかが見えにくくなるのです。
 
 
 
 
治療患者一人当たり実日数を見る理由はただ一つ。
それは患者の健康にとって必要な「診断⇒治療計画立案⇒治療提案⇒治療」をどれだけしっかり実行できているのかが見えてくるからです。
 
 
過剰診療は良くありませんが、患者の口腔内に問題があるのに治療の必要性を指摘されずに主訴の治療を終えて患者が来院しなくなることの方が問題だと思うのです。
 
 
 
治療が必要だと指摘された箇所すべての治療を患者が受けるとは限りませんが、患者のことを思って丁寧に提案していれば「悪い箇所は説明を聞いた上で治療する」を選ぶ患者の割合は増えていきます。
 
すると治療患者一人当たり実日数は長くなるのです。
 
 
その事により結果として医院の売上増にも繋がります
 
 
 
 
これから若い患者の実日数は低下していく。
しかし、50歳以上の患者は加齢により口腔内の問題が増えていきますのでしっかりと治療提案していくことで経営的にもプラスとなる。
 
だから粘り強く患者に必要な治療を提案して頂きたい。
 
そう思うのです。
 
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