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歯科医院の発展を左右する経営数値管理の基本 その7 稼働カルテ割合  [2024年09月13日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営では毎年保有するカルテ枚数が増えていくことが基本です。
開業されてカルテNOが増えていくのを見て院長はホッとされたことでしょう。
 
 
 
では、先生の医院で保有されているカルテ枚数のうち、この1年間で何枚のカルテが稼働したでしょうか?
 
歯科医院経営ではカルテ枚数が増えるのに合わせてレセプト枚数が増えていくことが大切です。
痛みが出た時だけ来院する患者や急患の割合が多ければ新患を確保し続けなければレセプト枚数は減っていく。
だから歯科医院が発展していく為にはカルテが1年間でどれだけ稼働したかを把握して割合を増やすことが大切なのです。
 
 
 
 
もちろん、レセプト枚数を増やすには予約枠数を増やせなければいけませんし、その中でも歯科衛生士枠数を増やすことが重要。
そしてリピート客でもある歯科衛生士枠の患者を適正な管理期間で診ることが出来るのかも問われるのです。
 
 
 
ただ、歯科医院のユニット数は無限に増やせる訳ではありません。
だから「歯周基本治療⇒SPT⇒P重防⇒治癒」と進んだ軽度の患者は「定期健診」で診ることも必要。
今年の診療報酬改定で「SPT⇒P重防」が毎月算定可能となったのも、「治癒⇒定期健診」となる患者の数を増やしなさいと国が言っていると感じるのです。
 
でないと歯科医院も「かかりつけ患者」を増やし続けることは出来ないのです。
 
 
 
 
稼働しているカルテの割合が増えていく事が医院の発展と患者の健康を守ることに繋がる。
ストック型の歯科医院を作り上げる為には必要不可欠なので院長に意識して頂きたい。
 
そう思うのです。
 
 
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