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歯科医院の発展を左右する経営数値管理の基本 その6 ユニット1台の時間当たり生産性  [2024年09月12日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営で成功するには保険診療における診療効率をどう高めるのかを考える必要があります。
その為に院長が測定して改善していく必要があるのが、「1台のユニット1時間あたりでどれくらいの売上を生み出しているか」なのです。
 
 
 
 
昔は、保険診療中心ならユニット1台で年間2000万円の売上が上限と言われました。
しかし、保険診療の収益性が低下している時代においてはユニット1台年間2000万円の売上では生産性が高いとは言えないのです。
 
 
その上、
歯科疾患の幅が拡がったことによって、口腔機能管理などやることが増え、
若年層の軽度のう蝕が減ったことで「形成⇒印象・バイト⇒セット」の高速回転型が成立しにくくなっている。
そして「歯冠修復及び欠損補綴」の平均点数は下がり続けています。
 
 
 
 
そんな状況下では、
 
・誰がユニットを何台使い
・どんな治療や施術でどれ位の数の予約表を埋め
・算定漏れを防ぎながらどれだけ治療単価を上がられるか?
 
が問われる。
 
もちろん、治療品質は落とさずにです。
 
 
 
 
一見、相反するように見える「品質」と「効率」を両立させる為には、勤務ドクターや歯科衛生士を含むチームメンバーのスキルと治療システムの性能を向上させるしかありません。
「同じ品質のことをより短い時間でできる様になる」ことが必要なのです。
 
 
その為には数値を測定して改善を続けていくしかない。
 
そう思うのです。
 
 
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