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歯科医院の発展を左右する経営数値管理の基本 その1 新患・再初診  [2024年09月06日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営を着実に発展させていくには経営数値の測定と分析、そして数値を使った経営対策が必要です。
 
しかし、大きな歯科医院と違って中規模以下の歯科医院は、
 
・どんな数値を測定するべきかが分からない
・その数値の分析ができない
・分析した数値を改善する方法を知らない
 
ことが多いと感じます。
 
 
なので、今日からはこの経営数値について書きたいと思います。
 
第1回目は「新患数」と「再初診数」についてです。
 
 
私は「新患数」は「広告効果」「紹介患者対策」と「地域の評判」を反映していると考えています。
そして「再初診数」は前回の治療で患者が治療に不満を感じなかったことを表す。
 
だから、新患数が”かかりつけ患者”を増やしていく上で重要な数値なのです。
 
 
 
 
ただ、この新患ですが「量」だけでなく「質」が問われます。
広告の打ち方によっては「急患」は増えますが”かかりつけ患者”となる層には響かずに「新患は増えているのに予約が埋まらない」となるからです。
 
 
新患を増やす基本は、
 
・新患獲得のターゲット層を明確にし
・健康観が高い層が好む治療コンテンツやサービスを用意し
・健康観が高い層に訴求するホームページを作成し
・来院した患者が口コミをしたくなる仕組みを構築する
 
ことです。
 
 
 
 
中長期で考えればどんな新患でも良い訳ではない。
医院が表現できる「品質」と同じレベルの新患しか定着しませんので、健康観が高い新患を集めて定着させたいのならば院内をレベルアップしていく事が重要なのです。
 
 
 
 
再初診患者は医院の治療に不満を感じてはいませんが満足もしていない層です。
医院側が患者のニーズに合わせて患者が望む治療だけをしている事が多く、当面の問題が解決すればまた来院しなくなる層でもあるのです。
 
 
この層をどう扱うのかも院長のお考え次第です。
 
主訴以外にも治療や管理するべき問題があると説明して患者の意識を変えるのか?
それともそのまま患者のニーズに合わせて来院してもらうのか?
 
先生ならどうされますか?
 
 
 
 
そうそう、新患を獲得していく戦略で私は「ポータルサイト」をクライアントの院長にはお勧めしていません。
確かに新患は集められるのですが、私がクライアントの院長にお勧めする健康観が高い患者層は集められないからです。
 
新患を集めることは大切ですが「どんな新患を集めるのか?」まで考えた戦略が必要な時代だと感じます。
 
 
 
先生の医院には医院の品質に合った新患が必要数集まっていますか?
どんな新患が集まってきているのかを分析して対策してくださいね。
 
 
★こちらもご覧ください。
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