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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長が目指すべき適正な売上額はいくらか?  [2024年09月04日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営に限らずどんな事業においても言われるのが、前年比でマイナスとなる事業計画はあり得ないということ。
院長は経営者として必ず前年の売上を超える覚悟が必要なのです。
 
 
理由の一つは売上が下がると利益が大幅に圧縮されること。
変動費と固定費、税金などを支払った後に医院の未来を創る資金が確保される必要があるのに、資金のプールが出来なくなるのです。
 
 
人件費などの固定は毎年確実に増えていく。
だから、売上を増やし続けて未来資金を確保しなければならないのです。
 
 
 
「もうこれ位の売上でいいかな?」と院長が思い始めるとそれがスタッフにも伝染して不思議なことに売上の伸びが悪くなります。
売上を伸ばすことを諦めることは医院の理想を追いかけるのを止めることと同じなので、院長がスタッフと一緒に理想を追いかけたいのならば同時に売上増(利益増)を目指す必要があるのです。
 
 
 
 
もちろん規模を拡大できる医院は限られますので、これ以上規模の拡大が出来ないのならば「治療単価を上げて収益性を高める」ことが大切。
医院の拡張性が無いのならば早めに治療単価を上げることにシフトしていく必要があるのです。
 
 
 
大きな歯科医院は「規模の経済性」「範囲の経済性」を使う為に水平と垂直の多角化を考える必要がある。
超大型歯科医院と同じバトルフィールドに立つのかそれともポジショニングを変えてNO1を目指すのかは考えておく必要がありますが、攻め続けないと規模の大きさが経営リスクとなるのです。
 
 
 
そして採用競争に勝てる一握りの医院以外はスタッフと勤務ドクターの「長期雇用⇒経験効果の最大化」が生命線となる。
という事はやはり売上を増やさないとスタッフの賃金を上げ続けることは出来ないのです。
 
 
 
経営に「もうこれぐらいで大丈夫」という売上額は存在しない。
だから、収益モデルに合わせ収益性を最大化できる方法を身につけてくださいね。
 
 
目標は「院長のリタイア時に医院価値と治療品質を最大化させる」です。
それが実現できれば院長はきっと歯科医師人生に満足されると思うのです。
 
 
 
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