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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長は志を経営的な結果に結びつけることが出来るのか?  [2024年08月28日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
私が長年交流してきた院長は「患者の健康」を第一優先にされる方が多いと感じます。
 
そして、「歯科医療として正しいこと」「人として正しいこと」を院長が追い求めると歯科医院経営が上手くいく可能性があると感じるのです。
 
そうですあくまでも「可能性」です。
 
 
 
42年間医療機関の院長と交流してきた経験から言えば、その素晴らしい「志」を経営に上手く活かせている人の方が少ない。
やはり「医院を発展させていく経営の法則」を学んで実践できなければ経営的には成果を出せないのです。
 
 
では「医院を発展させていく経営の法則」について少し考えてみたいと思います。
 
 
私が長年の医療機関のサポートで確信しているのは、
 
・売上で結果を出してから質の強化に取り組む
・院長とスタッフは歯科医療従事者として継続的に学び続ける
・学びの中で特技を身につける(これからは専門医資格や認定資格も必要)
・経営の状態は数値で見える化して改善に取り組む
・新患を確保できなければ”かかりつけ患者”はストックできないし自費治療も出ない
・そもそもマーケティングが出来なければマーケット需要は取れない
・最初から医院のお金と院長のお金を明確に分離して院長が医院のお金を使い込まない様にする
・院長の器の大きさの範囲でしか歯科医院は発展しない
・院長の器の大きさまでの人材しか定着しない
・院長が尊敬できなければ成長意欲が高いスタッフは退職していく
・組織を大きくしていくにはチームビルディングと仕組化が必要
・権限を委譲していかなければ院長は一生忙しい
・コントロール型の院長はイライラと不安からは解放されない
・院長が管理し続けるからスタッフが指示待ちになるし自走しない
 
などでしょうか?
 
 
そして医院の現状は院長の行動特性と学習・実践不足から生まれていることが多く、院長本人はそれに気づいていないのです。
医療機関の院長としての姿勢がスタッフから見て尊敬できるものであっても、上記の項目を解決していかなければ時限爆弾はいつか爆発する。
だから院長は経営者としても一流を目指す必要があるのです。
 
 
もちろん、院長の日頃の言動がチームメンバーに刺さらないのであればそこから変えていく必要があります。
院長がご自分を変えていく作業を継続的に出来なければ、上記の「院長の器の大きさの範囲でしか歯科医院は発展しない」が当てはまり歯科医院経営は座礁してしまうのです。
 
また、院長がスタッフに優しすぎる医院は人材の定着率は高いのですが経営的な成果を出せるかどうかは別問題です。
 
 
 
 
行動と結果を出すことが得意な院長にも苦手な分野があり、人をまとめるのが上手い院長にも苦手な分野がある。
 
 
院長の強みと弱み、そして強みをどう活かし弱みを誰がカバーするのか?
医院の戦力を育てながら段階的に仕組みが整備されてくると「強い組織」になり生産性も高くなる。
 
 
その為にはチームメンバーが継続的に成長しライフイベントを乗越えて戻ってくる医院作りが必要なのです。
 
 
 
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