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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の生産性について多くの院長が抱いている誤解とは?  [2024年08月27日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院経営をサポートしていますと出てくるのが「生産性を向上させると歯科治療の品質が低下する」という誤解です。
 
 
 
この誤解は院長にもスタッフにもあって、
 
特に院長がこの誤解を持っておられると経営的に苦戦します。
そしてスタッフが誤解していると院長がチームビルディングで苦戦するのです。
 
 
 
私は、歯科医院経営をサポートする場合に先ずはこの誤解を解くところから始めます。
何故なら、スタッフにとって初期の私は「院長に言われて私の仕事を増やしにきた人」だからなのです。
 
 
 
生産性とは、
一定の時間内に、
同じ人数または従来より少ない人数で、
従来より高い品質(付加価値)のものを、
 
従来よりも多く生み出すことです。
 
そして生み出した成果物を高く売れるようにすること。
 
だから、生産性を向上させると治療品質が低下するというのは誤解でしかないのです。
 
 
 
 
その為に必要なのは院長やチームメンバーの能力を持続的に高めていくこと。
 
能力とは、
・前に踏み出す力
・考え抜く力
・チームで働く力
 
などのカテゴリーに属する12の要素で構成されていますが、そこを高めていく事で品質を高めながら生産性を向上させることが可能になるのです。
 
 
いま現在の能力で更に多くの付加価値を生もうとすると反発が起こりますが、チームメンバーそれぞれの能力を高めていけば目標は達成できるのです。
 
逆に言えば生産性を向上させようとしないとチームメンバーは成長しないのです。
 
 
 
 
人が成長する為には適正な負荷がかかった状態であることが必要です。
現状に止まることは後退を意味しますので、スタッフが納得した上で成長負荷を受入れる歯科医院を作らなければならないのです。
 
 
 
 
前にもブログで書きましたが、「ぬるま湯環境」を作るとスタッフは300kgの鉄球になり、院長がその後に動かそうとしてもビクともしなくなるのです。
 
 
「患者の健康を守っていく為には自分とチームの成長、そして生産性の向上が必要不可欠」
スタッフがそう考える医院を作れば患者の健康が守られていく歯科医院に近づくのです。
 
 
★こちらもご覧ください。
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