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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長はスタッフをやる気にさせて生産性を向上させられるか?  [2024年08月26日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営をサポートしていると出てくるのが「生産性の向上」と「治療品質向上」との関係です。
一見、相反する様に見える両者ですが実は両立させることでシナジー効果が生まれるのです。
 
 
 
 
例えば、能力(知識、技術、経験量)が100のスタッフが3人いたとしましょう。
そのスタッフは全力で頑張って1日に1人が100の成果物を生み出すことが出来ます。
 
ある日、院長が「今日からは1日に120の成果物を生産して欲しい」と言いだしたとしたらスタッフはどう思うでしょうか?
 
 
 
それはスタッフによるのです。
 
あるスタッフは「達成したら何かご褒美はあるんですか?」と言い。
 
二人目のスタッフは「院長、いまでも精一杯なのでこれ以上は時間も人も足りないので無理です」と言いました。
 
そして三人目のスタッフは「忙しくなると患者さんのケアが疎かになるのに・・・」と心の中で思ったのですが発言はしなかったのです。
 
 
 
 
こんな時に院長が言ってしまいがちなのが「皆の給料も上げていかないといけないだろ、だから協力してよ」という言葉ですが、実はこの意味づけは効果がありません。
だからスタッフの120という目標達成に必要な行動へのモチベーションは生まれない。
すると院長が細かくチェックして指示を出しながら目標の達成を目指さなくてはいけなくなるのです。
 
 
 
 
「モチベーション」は目標の達成に必要な行動を維持し努力を続けようとする心理のことです。
では、この三人が「目標を達成したいし達成する必要がある」と感じて行動を始める院長のアプローチについて考えてみてください。
 
 
 
いつも通り答えは書きませんが、この三人の行動特性を踏まえてやる気にさせることが出来なければ院長はチームビルディングで苦労し続けるでしょう。
上記のスタッフの声はどこの医院にもあるからです。
 
 
だから妙案を考えてみてくださいね。
 
ヒントは「三人の意見の折衷案では上手くいきません」です。
 
 
 
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