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◆歯科医院経営ブログ

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歯科の院長は正しい経営分析と対策が出来ているか?  [2024年08月24日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
私が歯科医院に関わって42年。
様々な院長に出会い、院長の様々な医院経営の方法を見てきました。
 
その中でも院長ごとに結構違っているのが「経営の数値の測定」と「経営対策」のやり方なのです。
 
 
 
 
小規模になればなるほど数値の測定も経営対策も弱い。
「予約患者数」「急患」「キャンセル患者数(無断キャンセル数)」「実来院患者数」「新患数」「再初診数」「レセプト枚数」「実日数」「保険売上」「自費売上」「月集計」などは日計で記録することが多い。
しかし多くの場合には「今月は成績が良かったな」「今月は悪かったな」で終わってしまう。
 
 
予約表の空きは気になるのでキャンセル対策はされるのですが、
 
・経営数値が何を意味していて、
・どんな数値を測定するべきで、
・どんな対策をすれば数値が改善するのか?
 
の対策の引き出しが少ない場合が多いのです。
 
 
大きな歯科医院になってくるとここに「財務三表の分析」「目標達成の為のKPIの設定」「行動トラッキング」などが入ってきて、より経営の現状が具体的に測定され対策も具体的になっていきます。
それに加えて経営対策をする為にスポット的に数値を測定することもあり、一般企業の数値分析に近くなっていくのです。
 
 
数値測定によって経営の現状は見える化し易くなりますが、その数値を評価して適正な数値に近づけていく為の対策方法を知らなければ現状は変わりません。
 
 
経営計画も同様です。
2025年に売上を2000万円伸ばし、営業利益率を2%改善するという目標を掲げたとしても、その目標が達成できる根拠がなければ絵に描いた餅でしかないのです。
 
 
数値を測定し数値を分析し必要な経営対策によって目標を達成する。
言葉で言うのは簡単ですが、「なぜその数値を達成する必要があるのか?」と「アクションプラン」が明確でない為に、結果として「達成できなかった・・」で終わる医院も多いのではないでしょうか。
 
 
 
なぜ、売上が伸びたのか?
なぜ、売上が低下したのか?
を知り、今後どういう経営対策を取れば順調に伸ばせるのか?を「願望から予定」に変えられるか?
 
 
経営コストが増大し経営資源が不足する時代に定量的な管理と対策が出来ていなければ、崖っぷちになるまで経営危機に気づかずに手遅れになるのです。
 
 
★こちらもご覧ください。
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