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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の発展に欠かせない要素について考えてみた NO5 医院規模の拡大  [2024年07月16日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営では医院規模によって必要な経営戦略が違います。
だから院長がこれから医院規模を拡張していくのか?それとも拡張せずに経営の安定性を維持していくのかを決めておく必要があるのです。
 
 
 
 
理由の一つはマーケティングによるものです。
ランチェスター戦略によれば「強者」を目指すのか?それとも「弱者」として生き残りを目指すのか?で経営の仕方が違う。
 
 
「弱者」は弱者としての戦い方をしていれば生き残れますが、中途半端に規模を拡大して「強者」と同じバトルフィールドに踏み込んでしまえば消耗戦に巻き込まれて経営の体力を奪われてしまうのです。
 
 
 
 
 
 
「強者」の道を選ぶのならば「ポジショニング」が重要です。
つまり、どういう分野においてNO1を目指すのかを決めるのです。
 
「強者」を目指すにしても専門性を明確にし、その分野において総合性を確立していかないとエッジは立たない。
最終的には多角化によって事業の柱を増やしていくのですが、初期段階においては経営資源を集中投下する必要があるのです。
 
 
 
 
「弱者」の道を選ぶのならば経営資源は1点に投下してニッチな強みを構築します。
そして小規模零細歯科医院における収益性を最大化させるのです。
措置法差額の最大化も有効な戦略の一つです。
もちろん、小規模であっても院長とスタッフのアイデンティティを保つ方法はあります。
そして大きな歯科医院が苦手にしていて手を出さない分野に小規模歯科医院の勝機があるのです。
 
 
 
 
歯科医院をサポートしていて感じるのは「強者」と「弱者」のどちらの戦略を取るべきなのかを決められていない院長が多いという事です。
 
 
ユニット何台?
スタッフ何人?
勤務ドクター何人?
扱う治療コンテンツは?
必要な診断・治療機器は?
 
は経営戦略を基に決めるのであって「人が足りていないから?」「診断機器を欲しいから」「治療に興味があるから」で決まるものではありません。
 
 「経営資源はいつも不足している?」という教訓から考えれば院長は経営資源を無駄に使う余裕はないのです。
 
大きな歯科医院と同程度の治療コンテンツを扱い設備も導入しているが、どれも医院の収益の柱と呼べるものが無い場合は危険信号です。
 
 
 
 
 
医院規模の選択は歯科医院経営において重要な戦略の一つです。
 
だから先生の医院はどれ位の規模で、どれ位のスタッフ数で、どれ位の設備が必要なのかを戦略を基に考えていただければと思います。
 
 
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