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◆歯科医院経営ブログ

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患者視点から視た歯科医院の7つの改善点 その3 歯周病患者のリコール来院率  [2024年06月26日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院に来院した患者がう蝕など必要な箇所の治療を終え、歯周病安定期治療で通い始めたとします。
では、この患者の歯周病が改善し口腔内が健康に保たれる為に歯科医院はどんなアプローチを使って患者のモチベーションを保っているのでしょうか?
 
 
 
歯科衛生士枠1列で一日10人の患者を診たとします。一カ月20日計算なら200人の患者を診ることができ、一人の患者が1年で4回来院するなら1列で年間600人の患者を診れることになります。
そこに月のう蝕治療の新患が月70人来院しその3割が歯周基本治療を経てSPTに移行したとしたら年252人が歯科衛生士枠で増え2年ちょっとで歯科衛生士枠を1列増設しなければいけなくなる。
 
 
しかし、実際にはそれ位の勢いで歯科衛生士枠を増やしている歯科医院は限られるのです。
リコール来院率が高い?のなら歯科衛生士枠が足りなくなっているはずなのに足りていることがおかしいのです。
 
 
 
 
主訴の治療を終えた患者を検査結果を基に外発的に動機づけるまでは良いのですが、外発的動機づけの効果は短期間です。
だから患者がまた次回来院することが楽しみと感じて帰宅しセルフケアを頑張る図式を作ることが必要なのですが、患者の中に来院への外発的動機も内発的動機もないまま惰性で来院していることが結構あるのです。
 
すると仕事が忙しくなって医院の診療時間に間に合わなくなると来院しなくなる。
 
 
 
人はその行動をする為の手間が増えると、増えた手間をかけても行動するべきかを再検討します。
そして手間が増えても手に入れたい価値ではないと感じた場合には行動することを止めてしまう。
この場合、患者は健康でい続ける為の有効な手段を一つ失ってしまうのです。
 
 
 
さて、先生の医院で歯科衛生士枠で予約を取る患者はこの3年でどれ位増えたでしょうか?
そして現在の予約状況はどうなっているでしょうか?
 
 
患者の来院動機を担当の歯科衛生士士が繋ぐことができてリコール来院率が高いのなら、新患が受け容れられなくなっているはずです。
一度確認して見てくださいね。
 
 
 
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