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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院が売上を増やす為の5つのヒント その4 数値測定と対策  [2024年06月21日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
開業医団体に勤務していた時代から今まで、様々な規模の歯科医院に関わってきて言えるのは、経営が順調である歯科医院は数値管理と対策がちゃんと出来ているということです。
例えば、私たちの健康も健康診断で様々な検査データを取りながら専門家の指導を受け改善の努力をするから保たれる。
 
健康状態を見える化することが大切であることと同様に経営が健全であるのかも検査によって見える化して対策する必要があるのです。
 
 
 
 
そして数値を測定する上で大切なのは、
 
・どんな数値をどの様な形式で測定するのか?
・測定した数値の評価基準は何か?
・測定した数値の改善方法を知っているか?
 
なのです。
 
 
 
数値の測定と言っても様々なものがあります。
主なものは、
 
・財務会計と管理会計に必要な数値
・診療データ
・行動トラッキング
 
でしょうか。
 
 
 
 
月の新患が50人だったとして、その数値が経営的に伸びていくのに適正であるかは医院規模や収益モデルによって違う。
だから、ご自分の歯科医院での適正新患数がどれ位なのかを知っていなければ数値を評価できないのです。
 
そして、「数値は測定しているが何をどう対策すれば良いのか?」をご存じない院長も多い気がします。
 
 
例えば、
・予約枠の充足率が低い
・治療中断率が高い
・キャンセル率が改善しない
・SPT移行率が低い
・歯科衛生士枠の継続来院率が低い
・一人当たり生産性が低い
・自費治療を選ぶ患者が少ない
・保険の治療単価が低い
・ホワイトニング希望者が少ない
 
ことが判明した場合に、どういう対策をすれば数値が改善するのかを知っているのかが問われるのです。
 
そして、「対症療法的改善法」だけでなく「根本療法的改善法」を理解出来ていなければモグラ叩きを続けることになるのです。
 
 
 
 
例えば、「ホワイトニング希望者が少ない」場合、対症療法的には、
 
・ホワイトニングシステムの変更
・カウンセリングシステムの改善
・院内マーケティングの強化
・外部マーケティング(特にSNS)の強化
 
が考えられますが、根本的には「ホワイトニングなどを受けるのに魅力的な施設」だという認識がターゲット層にないことが理由です。
 
だから、根本療法的には「ホワイトニングのニーズが強い層にその層が魅力的に感じるウオンツ(商品)を打ち出し、ブランド戦略を変更」しなければ無理なのです。
その前にホワイトニングを増やすことが経営戦略的に合っているのか?を確認した方が良いと思います。
 
 
 
 
 
医院のブランド戦略を成功させる為に、どんな数値を測定して経営に活かしていくのか?
基本的な数値の測定は健診と同じでどこの医院でも必要だと思いますが、戦略的に事業計画を進める為にどんな数値を測定するのかは医院によって違う。
 
 
健康診断と同じでデータを測定して改善に繋げられないと経営対策によって経営コストばかりが出て経営の体力を奪われていくことになる。
だから、数値測定と改善の仕組みの両方を構築していただきたい。
 
そう感じるのです。
 
 
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