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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院が売上を増やす為の5つのヒント その3 マーケティング  [2024年06月20日]
 おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
昨日ブログで書きました「治療枠の最適化」を行ないながら患者を受け入れる空き枠の確保の目途が立てば、次は「新患の確保」を進める必要があります。
基本的には広告などを使うのですがここで注意が必要なのです。
 
 
 
それは、医院が提供できて、患者にとって付加価値が高い(医院を慎重に選ぶ必要があると患者が考える)医療サービスを受けたいと考える患者に向けてメッセージを発信しなければならないこと。
 
新患が集まれば誰でも良い訳ではないのです。
 
 
 
 
例えば高い付加価値を提供できるホテルは建物の作り方やサービスの提供、空間づくりに拘っている分、料金は高く設定されています。
保険医療機関は一律の価格設定ですのでホテルと同じ差別化は出来ないのですが、それでもどんな治療品質と医療サービス、ホスピタリティ品質の提供を望む患者にメッセージを発信するのかを決めて実行しなければマーケティングとしては失敗なのです。
 
 
 
 
では、先生が開業されている地域ではどんな人が暮らし、どんな生活をして、何に困っていて、何を手に入れたいと考えているのでしょうか?
そして、先生の医院でしか提供できない、または高い実績があると地域に認知されている治療や医療サービスは何でしょうか?
そしてその治療や医療サービスは医院経営にどれだけ貢献してくれるのでしょうか?
 
 
そこをしっかりと構築し継続的に磨きながら広告費を使っていかなければ院長がイメージする患者は集められないしエッジは立たないのです。
 
 
 
 
 
色んな治療コンテンツを扱っていてもエッジが立たなければ患者は魅力に感じず収益性も低くなります。
逆に治療コンテンツは絞られていてもエッジが立っていれば広い範囲から患者は集まるのです。
 
 
地域の歯科医療需要において競合歯科医院の動きも見て、どこにポジショニングするのかを決める。
そして戦略が決まれば広告費を使って新患を集めるのです。
 
 
 
 
広告費を使って新患は確保出来ているが「すぐに来なくなる」患者ばかり集めていませんか?
院長がそういう患者を救う野戦病院を作りたいのなら話は別ですが、そのやり方で5年後も経営が安定しているとは思えないのです。
 
 
 
 
マーケティングはお金儲けの手法ではなく、歯科医療需要(マーケット)のどこにポジショニングしてどんな治療コンテンツを提供すれば地域に貢献でき経営的にも成立するのかを明らかにする技術です。
 
だから、歯科医療需要が多様化していくなかでマーケティングを理解し活用できていないと経営的に苦戦していくことが決まってしまうのです。
 
 
 
先生は地域の歯科医療需要のどこにポジショニングしどんな治療コンテンツや医療サービスを提供されますか?
経営への不安から品揃えばかりを増やして逆にご自分の首を絞める結果になっていませんか?
 
 
一度、じっくりと検証してみていただければと思います。
 
 
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