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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院のスタッフの視点はどこに向かっているのか?  [2024年04月29日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
さて、先生の医院では朝にスタッフが医院に出勤した時に、頭の中をどんな思考が占めているでしょうか?
 
Aのケース
・院長に言われた作業を時間を見つけてやらなくては
・テストまでに口腔内写真の練習しなくては
・家族の用事で休まなくてはいけないけど人手が足りていないので言いにくいなぁ
・〇〇先生のアシストを初めてするけど分かっていない事が多いから嫌だな
・〇〇先輩が退職したのに予約が同じくらい入っている・・・もう無理
・〇〇さんの指導担当になったけど、教えてもちゃんと練習しない・・
・今日はミーティングかぁ・・・気が重いな・・・
 
 
Bのケース
・受付の電話対応を短時間で終わらせられる様に〇〇先輩のやり方を見て研究しよう
・患者さんをお待たせしない為に今日の予約が重なっているところをどう捌こうかな?
・新人の〇〇さんが不安そうだから今日は声をかけてみよう
・アシストでまだ分かっていない部分を〇〇先生に時間を取って頂いてできる様にしよう
 
 
Cのケース
・〇〇先輩は患者さんからの信頼が凄い、私もそうなれる様に毎日練習しよう
・今日は足腰の悪い患者の〇〇さんが来院されるので待合室に近いユニットを空けられる様に朝礼で言っておこう
・昨日、院長に注意されたけど、私のことを思って言ってくださったので気をつけよう
・歯周病を治せる歯科衛生士になる為に院長に外部研修への参加をお願いしてみよう
・患者さんへの対応で改善した方が良いことがあるのでチーフに相談しよう
 
 
さて、先生の医院のスタッフはA~Cのどんな状態で診療に臨んでいると思われますか?
実は全く同じスタッフであってもA~Cそれぞれの状態になり得るのです。
 
 
そしてA~Cの状態は院長が作り出すとしたらどうでしょうか?
 
 
 
 
 
もちろん、スタッフそれぞれに成長度や仕事に対する姿勢、メンタルの状態が違います。
だから、ここではすべての院長がAのケースに近い状態からスタートしたと仮定しましょう。
 
しかし、同じAのケースでチームビルディングを開始したとしても院長のアプローチ次第でAがBになったりCになったりAのままだったりするのです。
チームビルディングは第二象限領域なので直接利益を生む訳ではありませんし、やらなくても経営手法で中短期的な利益なら生み出せるでしょう。
 
 
また、Cの状態を作り出せたとしてもそれを経営面での成果に結びつける仕組みが作れていないと質の改善が経営の改善には繋がらない。
しかしチームビルディングを軽視して経営の改善ばかりに注力してAのケースを放置していると「院長一人が頑張りスタッフを指示で動かし続けなければ経営で結果を出せない医院」になるのです。
 
 
 
売上が落ちてくると院長がイライラしてスタッフのミスを細かく注意して、院長がいつもスタッフに不満を感じて指示で動かしている状態。
「うちにはレベルの高いスタッフが来ない」と嘆いているのが特徴です。
 
 
院長の心理状態や学びの到達度、実践によってチーム作りが変わりA~Cの状態が作られる。
先生の医院の現状はどれでこれからどんなアプローチでチームを作っていかれますか?
 
 
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