おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
さて、先生の歯科医院では中期経営計画に基づいて継続的に経営対策が実行されていますか?
大きな歯科医院では当たり前になりつつある中期経営計画と継続的な経営対策ですが、中規模以下の歯科医院では「計画的」とはなっていないことも多い様です。
そして計画を立てたとしても達成の精度が低いのです。
例えば単年度の経営計画で「売上110%」と設定したとします。
「自費売上増」「ホワイトニング患者増」「新患増」で目標を達成すると計画ではなっている。
しかし、それらの売上が伸びる根拠(具体的な方策)とアクションプランがそこには示されていないことが多いのです。
だから一年間取り組んで「ホワイトニングは目標を達成したが自費売上と新患が想定より伸びなかった」という総括をしがちなのです。
大きな歯科医院では「この数値を伸ばすことによって自費売上が増える」とか、「ここにお金をかけたら新患が増える」という対策ポイントを持っておられます。
だから計画の精度が高いのです。
無駄なところにはお金をかけずに必要なところには大胆に投資する。
それも大きな歯科医院の院長の共通点だと感じます。
(いままで沢山の失敗をしてきたから何に投資するべきかが分かるそうです)
先生の歯科医院では今年どれ位の経営対策を実施される予定でしょうか?
そして、院長が蒔いた種はどれ位花を咲かせてくれるのでしょうか?
例えば「コンサル数を増やす」と決めたなら、どうやればコンサル数を増やすことが出来るのかをフロー図にしてスタッフと話し合うなど具体的に進めてくださいね。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00