おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
凸凹歯科医院(架空)のミーティングで院長はスタッフにこう話しました。
私はたいした志もなく歯科医師になり、学会などで学んだことを医院に取り入れようとしては長続きせずに諦めてしまう駄目なリーダーでした。
でも、そんな院長の下でも皆は患者さんに優しく接してくれ、お陰様で医院には多くの患者さんが来院してくれる様になりました。
その事には感謝しかありません。
これからはリーダーとして何事にも諦めずに取組み、皆が働き甲斐を感じられる医院にしていければと思います。
それから院長の患者やスタッフへの態度や日々の行動は目に見えて変わっていきました。
誰の目から見ても「医院を良くする為に院長が一番努力されている」と感じられる様になっていったのです。
すると、「どうせ1カ月も続かない」と裏で言っていたスタッフも、「院長、最近凄いよね。患者さんにだけでなくスタッフに対しても優しくなった」「院長があれだけ努力されているので私も頑張らないと・・」と言う様になったのです。
そこから医院は大きく変わっていきました。
新たな取組みにもスタッフが積極的に協力してくれる様になり、自分たちで話し合って業務改善にも取り組んでくれる様になっていったのです。
来月にはユニットも増設する予定です。経営的な数値も右肩上がりになっていったのです。
このストーリーを実現する為には院長が理想の経営者を演じ続ける必要があります。
日々発生するマネジメントや経営の問題を院長が正面から受け止めて解決し、医院で一番頼れる存在にならなければいけないのです。
院長も人間なので腹も立てば楽をしたくもなる。
しかし、組織のリーダーである院長は医院にいる間はスーパーヒーローである必要がある。
院長としての理想を演じ続け、演じ続けることにって脳が「これが本来の自分」だと認識するまで自分を律していく必要があるのです。。
自分を変えることが最幸で一番効果的なリーダーシップ。
先生は何を意識して一日を過ごされていますか?
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00