おはようございます。
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
私が開業医団体に勤務していた時に「ライフプラン設計」とそれに必要な「保険・金融商品診断」を数年間で400件以上おこなってきて感じたのは、保険や金融商品に加入しているドクターであっても、
・どんな保険商品に加入しているのかを理解できていない
・どんな場合にその商品を活用できるのか理解できていない
・そもそも保険商品に興味がない
方がほとんどだということでした。
一方で、株などの投資商品がお好きな院長は投資のノウハウについて熱く語られる。
しかし、投資で利益を出せている院長はほとんどおらずに、私は相続相談で元本を割り込んだ金融商品を整理することが多かったのです。
なぜ、歯科医院の院長は保険に加入しているにも関わらず保険商品に興味がないのか?
その理由を考えていた私は一つの結論に達しました。
それは、
・リターン時期が将来にあり、それも自分が受け取れないことが多いから
・ライフプラン設計をしていない為に保険商品の活用の必要性を感じないから
・利回りが高い貯蓄性の保険が存在しないから
・バレンタインショックによって保険商品を使った節税方法が封鎖されたから
・保険商品の説明を聞いても分からないから
・保険(保険営業マン)が嫌いだから
なのです。
株などの金融商品はギャンブルと同じく間歇強化が働きますので、負けていても続ける方が多くなる。
一方、保険商品には短期的なモチベートが存在しない。
患者に「8025」「キープ28」と話しても将来の利益に患者が動機づけられにくいのと似ているのです。
しかし、節税が出来ず利回りが高くないからこそ保険商品は節税営業を営業マンがしにくくなり、正しく活用できる。
相互扶助である保険商品の「人生におけるリスクをカバーする」という本来の姿に近づいてきているのです。
逓増定期保険に節税目当てで法人で加入して、後の処理に困ってしまった経験がある院長もおられるでしょう。
でも、そんな保険商品の使い方は本来の目的ではなく、それらの節税営業話法によって「保険嫌い」になってしまう方が増えたのは悲劇なのです。
そんな院長が、コネを使った保険営業や、保険会社が潤う為の保険商品の下取り販売等に騙されない為の保険商品の正しい使い方を理解できるセミナーがニッチの会で開催されます。
歯科医院の院長として、家族を守る存在として、保険商品は間違いなくツールとして必要なものです。
なのに95%の院長が加入している保険商品は院長とご家族の未来を支えてくれない。
だから、どこにあるのか分からない保険証券を探し出してファイルし、先生がお持ちの保険証券の「意味」を理解してみませんか?
特に「医療保険」「自由設計型保険」に加入されている方は要注意ですよ。
4月16日(日)PM8:00~9:30
ニッチの会オンラインセミナー『保険の落とし穴7選』
山上 真司 氏
株式会社visible 代表取締役
歯科てっぺん塾 主宰
株式会社visible 代表取締役
歯科てっぺん塾 主宰
講師の山上さんは真摯にご自分のミッションに取り組まれる好青年です。
国内で販売されている保険商品には院長が加入してはいけない保険もあり、その保険種別とその理由についても説明して頂けるそうです。
だから、参加される価値はあると思います。
もっと具体的に話しを聞きたい場合は有料の経営相談にお申込みください。
テーマ:歯科医院経営全般
Posted at 05:00