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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長は”かかりつけ患者数”に注目するべき理由  [2023年02月14日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営でこれから必要なのは「かかりつけ患者」を増やしていく事です。
 
じゃあ、先生の歯科医院で抱えられるかかりつけ患者の人数は何人でしょうか?
また、かかりつけ患者の定義はどうされますか?
 
 
 
(新患+治療中患者+定期管理患者+定期管理移行患者)-(治療終了患者+治療中断患者+定期管理中断患者)+再初診予備軍
歯科医院経営ではこの計算結果の数値が増えていくことが理想であり、定期管理患者の数の割合が多い方が経営の安定性は高くなります。
 
 
 
もちろん、新たに入ってくる患者を増やすことも大切ですが新たな患者は医院とのラポールをまだ築けていない患者であり、獲得コストが増える割にはLTVの向上には繋がらないのです。
だから「かかりつけ患者」に移行する人数の増加と「受け入れ枠の拡大」が必要であり、受け入れ枠の上限(拡張不可)に達する前に「患者単価の向上」などの経営対策が必要になるのです。
 
 
 
多くの歯科医院のホームページや治療コンテンツを見ていますと、流行のものを取り入れる傾向はあっても一貫性を持ってブランドイメージを築こうとしていない場合が多い。
いわゆるペルソナマーケティングが出来ておらずに「急患も定期管理患者も大切」的な院長が多いのです。
 
 
誰でもウエルカムの姿勢の医院経営と認知戦略では狙った患者層(かかりつけ患者層)に響かないことは、カクテルパーティ効果から考えても明らかなのですが、多くの院長はとにかく予約枠を埋めることに注意が行き過ぎて「誰でも」となってしまうのです。
 
 
 
そういう院長の姿勢はチームメンバーから見ると「ブレている」と映ります。
一貫性がない院長の言葉には説得力がありませんしチームメンバーから尊敬されることはないのです。
 
 
院長がミッションと医院理念(ミッション、ビジョン、バリュー)を明確にし、その実現の為にブレることなく行動を続けることで、メッセージがチームメンバーと患者に伝わり、やがて地域に伝わるようになります。
 
 
 
その為に「誰を幸せにしていく医院なのか?」を明確にし、その人に徹底的に寄り添い健康にしていく場として歯科医院を位置づける。
 
それが、経営学的にも心理学的にも、そして医療としても正解だと思うのです。
 
 
 
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