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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の院長はスタッフに適正な成長負荷を提案しているか?  [2023年01月31日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
世の中にはコップの向きが上を向いている人と下を向いている人がいます。
上を向いている人は自分の力で自分の未来を切り拓こうとしている人で、下を向いている人は何らかの要因で壁にぶつかり未来を切り拓くことを諦めてしまった人なのです。
 
 
ただコップが上を向いていたとしても上手くいくとは限らない。
何とか未来を切り拓こうとあがいていても上手くいかない人は多くいますし、数少ないチャンスに気づかない場合もある。
 
 
しかし、コップは上を向いているが上手くいっていない人が入社してくれれば院長にとってチャンス。
イマイチかなと感じていた人材が何かのキッカケで急成長することがあるからです。
だから入社してくれた人を院長が育て上げることが出来るのか?成長環境を作れているのかが問われるのです。
 
 
 
 
コーチングではその人が上手くいかない原因が「スキル」「価値観」「行動」のどこにあるのかを診断してどこにアプローチすれば上手くいくのかを見抜きます。
その三要素の中で変化に導くのに一番やっかいなのが「価値観」ですので、コップが上を向いている人なら「スキル」か「行動」または両方へのアプローチを提案して実行すれば良いのです。
 
コップが上を向いて成長負荷を本人が受け入れる覚悟をしたのならば、次にどれ位の成長負荷が適正なのかを判断します。
本人は今まで上手くいかない経験を多くしていますので、負荷量が大きすぎるとへこたれますし、負荷量が少なすぎると成長しない。
 
本人が受け入れた負荷量に従って目標が達成出来るように寄り添う必要があるのです。
 
 
 
 
多くの歯科医院ではスタッフ個別の成長プランを作れていませんが、人が成長するメカニズムにはエビデンスがありますので全体に同じように負荷をかけていればベテランには負荷量が少なくなりますし、新人には負荷量が大きすぎる。
 
例えば筋トレの効果を出すのに「超回復」の仕組みを上手く使う様に、スタッフの成長も仕組化してプランニングすることが必要なのです。
成長負荷がかからない環境で働けば「0.9%の法則」で能力が低下して社会人として必要な能力のフレイルが進むのです。その中でも院内に精神的なフレイルが蔓延すれば患者を健康に導く院長の理想は実現不可能になっていく。
 
 
スタッフひとり一人に受け入れる適正な成長負荷があり、スタッフはその成長負荷を受入れて達成することによって自己効力感が高まり成長して報酬も増えていく。
 
その仕組みを作るのは簡単ではありませんが、作れてしまえば場当たり的な育成と医院原因のスタッフ退職からは解放される。
 
そしてコップが上を向いている人の応募が増えだすのです。
 
 
先生は、
・すぐに取組む
・後回しにする
・やらない
のどれを選ばれますか?
 
その選択によって未来が変わることは言うまでもありません。
 
 
 
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