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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の収益性を改善するヒント 新患と終了患者と定期管理患者  [2022年10月29日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯や歯茎に痛みや違和感がある時だけでなく、
 
・二次う蝕や新たなう蝕が発生しない様に定期検診を受ける
・歯周病の基本治療を受け安定したら安定期治療を受ける
・歯周病の状態が改善すれば重症化予防治療を受け、治癒すれば自費の定期メンテナンスか定期検診を受ける
・口腔機能の変化を検査によって診断し、必要な治療やトレーニングを受ける
 
など、国民が健康を維持する為に継続的に歯科医院に通う時代がこれからやってきます。
 
 
つまり、昔は「治療→治癒」で歯科医院との関係が一旦終了し新たなう蝕が発生しなければ歯科医院に行くことがないことが当たり前だったのですが、これからはそういう患者は医院にとって「離脱」扱いになりますので対策が必要なのです。
 
 
当り前ですが治療部門においては「新患」「再初診」より「終了患者」の方が多ければ「持ち患者数」は減っていきます。
だから新患の獲得だけでなく定期的に来院する患者をどれだけ増やせるのかが歯科医院経営にとって重要。
 
歯周病の患者に治療の必要性を説明し「歯周病安定期治療」「重症化予防治療」「治癒→自費メンテナンス」「定期検診」エリアの患者を増やす対策が必要なのです。
 
 
 
基本的にはこのエリアの患者が「かかりつけ患者」となりますので、このエリアの患者を増やしながら離脱を防いでいくことが患者の健康を守り同時に収益性を改善していく為に必要になります。
 
しかし、この「かかりつけ患者」を増やす取り組みは中規模以上の歯科医院や比較的院長がお若い歯科医院では熱心に取り組んでおられますが、小規模零細歯科医院で院長の年齢が50歳以上の場合には昔ながらの「リコールはがき」に頼ってSPT、P重防もおこなっていない場合が多い気がします。
 
 
 
 
これから健康観が高い国民が少しづつ増えていき(低くならざるを得ない患者も増える→二極化)、その患者が歯科医院を選ぶ基準は「定期管理の品質(患者が感じるもの)」が高いかどうかになっていく。
 
だから、歯周病治療と定期管理に関する品質を高め仕組化できない歯科医院は「かかりつけ患者」の確保で更に苦戦していくのです。
 
 
 
 
地域に多くある歯科医院から先生の医院を選んでくれた患者、その患者の未来の健康が守られるのかは先生の医院の治療・コンサルなどの品質を高めていけるかにかかっている。
 
かかりつけ患者数を増やしていける歯科医院だけが収益性を改善できる。
 
そういう時代に入ったと感じます。
 
 
 
 
 
 
 
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