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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院の収益性を改善するヒント ”枠の稼働率”  [2022年10月28日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院で生産性を考える時に大切なことの一つに「枠の稼働率」があります。
「枠」が設定されているという事はその枠を回すドクターや歯科衛生士がいるということなので、アポイントが埋まらなかったりキャンセルによって枠が空いてしまうとその時間はコストだけが出ていくことになるのです。
診療時間にどれだけ枠を設定できるのか?で考えがちですが、マンパワーがあるからと時間内にフルに枠を設定してしまうと第二象限に使うべき時間が奪われますので、結果的に生産性は落ちるのです。
 
 
ユニット1台の時間当たりの生産性を高めていく為に治療単価を上げるか枠の稼働率を上げるのか。
どちらにしても数値で測定して改善の取組みをしなければ生産性が向上していくことはないのです。
 
 
 
では、ここで質問です。
明日、予約が入っていた歯科衛生士枠にキャンセルが出ました。治療なら急患が入る可能性がありますが歯科衛生士枠は放置していても入ることはありません。
 
先生はどの様な対策をされていますか?
 
 
 
次の質問です。
育児休業から戻ってきた歯科衛生士がパート勤務となり、夕方の予約枠が空いてしまいます。
今後、結婚・出産・育児によって一時的にパート勤務に移行する歯科衛生士が増えていくと思われますが夕方以降を希望する定期管理患者は多い。
 
この場合、先生ならどういう対策を打ちますか?
 
 
スタッフのライフイベントに対応していけなければ定期管理中心の歯科医院は作れませんが、その為に解決するべき課題は多くあり課題を解決できなければ「枠の稼働率」はどんどん低下して最終的に活用されないユニットが生じることになるのです。
 
 
 
対策は「中期」と「短期」に分かれます。
中期的には人材採用と育成、短期的には予定している月の総枠数を埋めるか(稼働率の向上)治療単価を上げることが大切なのです。
 
 
歯科医院経営では「枠の設計とコントロール」がとても重要です。
予約枠充足率や持ち患者数を見て早めに対策を打てるのかが経営結果に直結するのです。
 
さて、先生の医院はどんな状態でしょうか?
 
 
 
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