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◆歯科医院経営ブログ

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結局チームメンバーが育たなければ歯科医院経営は上手くいかない  [2022年10月15日]
 
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
私が歯科医院経営で一番大切だと考えているのは「チームメンバーの成長」です。
 
例えば高級ホテルのフロントに教育もされずに格安ホテルのフロントの経験しかないスタッフがいたら、目の肥えた常連客は違和感を感じるでしょう。
ホテル内の調度品などと共にブランド化された上質な空間が壊れてしまうからです。
 
 
高級ホテルは固定費モデルなので上質な空間と時間、サービスを提供して、その価値に見合う利用料を頂く必要があるのです。
 
 
歯科医院の場合には保険診療と自費診療があり、質の高い医療サービスを提供する歯科医院にも多様な価値観をもつ患者が来院します。
「格安ホテルに泊まる顧客層が高級ホテルに来る」ようなことが保険医療機関では起こる。
なぜなら同じ治療なら保険診療の負担金は同じだから質が高そうな歯科医院の方が良いからです。
 
 
ただ、歯周病安定期治療が登場してから少し様子は変わってきました。
定期管理における一部負担金は3,000円ではなく4,000円に近づく医院が少しづつ増えてきたからです。
 
 
 
冒頭に書いた高級ホテルのように、これから歯科医院は定期管理の一部負担金が高くなっても、自費治療の料金が値上げされたとしても、患者が「これだけの事をしてくれるのだから他の医院より高くても当たり前だね」と感じる医院にしなければならないのです。
 
その為には設備を最新にするよりも前にチームメンバーを成長させなければならない。
理由は最新設備を導入しても格安ホテルのフロントマンでは価値を伝えられないからです。
 
 
こう書くと「接客接遇」を強化しようとする院長が出てきそうですが、接客接遇は「型」なのでそれだけでは足りません。
来院患者によって日々変化する診療に対応してチームメンバーを成長させるためには、歯科医療従事者マインドと治療に関する技術や知識、医療としての寄り添い力をトータルで磨かなければならないのです。
 
 
 
設備を最新にしただけでは駄目です。
定期管理を受けようとする患者も治療費に関わらず効果が高い治療を受けようとする患者も健康意識が高い。
 
 
だから設備にだけに投資してスタッフを育てることを怠っていたら上質な空間を望む患者に品質の低さを見抜かれてしまうのです。
 
 
 
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