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◆歯科医院経営ブログ

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成功する歯科医院の院長に不可欠な能力 その13 リーダーシップ  [2021年05月22日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
歯科医院の院長が難しいと感じておられることの一つにリーダーシップがあります。
 
 
例えば、有能なリーダーが社内の様々な事業における経営計画を立て、決済を担い、行動への指示を行えば業績は上がるでしょう。
 
 
 
しかし、リーダーがいつまでもトップダウンのリーダーシップを取っていれば、
 
①他の経営幹部が成長できない
②リーダーがいなくなれば業績が落ちる
③組織力が向上しない
④経営判断における死角に対応できない
⑤裸の王様になりやすい
⑥優秀な人材が流出する
⑦リーダーの負担が右肩上がりに増えていく
 
などの問題が生じやすい。
 
 
 
また、事業の規模や経営状態、組織の成長度によってもリーダーシップのスタイルは変わってきます。
 
だから、リーダーは状況に合わせて様々なスタイルのリーダーシップを使い分けできなければならなのです。
 
 
 
 
 
リーダーシップ理論の一つにPM理論があります。
 
例えばPM理論からみると、「目標達成能力」が高い院長と「集団維持能力(人をまとめる力)」が高い院長がいます。
 
PM型(両方の能力が高い)の院長であることが理想ではあっても、実際にはどちらかの能力に偏っていることの方が多いのです。
 
 
 
 
そして両方の能力共に身についていない院長もいます。
 
両方の能力共に低ければ高めていくことが不可欠で、学習と実践を繰り返し失敗を乗り越えていくことしか身に着ける方法はないのです。
 
 
 
 
 
では歯科医院のリーダーである院長には「目標達成能力」と「集団維持能力」のどちらがより重要なのでしょうか?
 
それは間違いなく「目標達成能力」です。
 
 
何故なら「集団維持」は仕組みとサブリーダーとの協力によってカバーできますが、経営者である院長の「目標達成能力」が低ければ医院経営は低空飛行をするしかないのです。
 
 
 
 
 
では、歯科医院経営における「経営目標」をどう設定し、その目標を達成する為に院長はどんなリーダーシップを取れば良いのでしょうか?
 
 
それは「経営数値目標」と「提供する歯科医療の質を高める目標」「患者を満足させる目標」を一体的に設定し達成を目指すことです。
 
スタッフに新たな取り組みを提案する前に院長の心の中で上記3つの視点が一体になっていなければスタッフへの説得力がでません。
 
そして、リーダーはゴールまでのイメージが明確でそれをメンバーに丁寧に伝えなければならない。
 
 
 
そして小規模な歯科医院では院長が先頭に立って取り組み、大きな歯科医院では課題によっては経営幹部にチャレンジしてもらって経営判断の経験を積んでもらうのです(教えながら任せる)。
 
全体をプランニングしてプロジェクトが上手く進むようにリーダーシップを使い分けることがリーダーの役割です。
 
 
 
どうも多くの院長は上記の3つ視点のうちのどれかに偏ってチームメンバーに提案する傾向がある。しかし3つの視点が一体化していないと必ず何らかの問題が発生するのです。
 
 
 
 
 
院長は歯科医院のビジョンをどう定め、それをチームメンバーにどう伝え鼓舞していくのでしょうか?
 
リーダーシップを使い分けてチームを目的地までファシリテートしていく為に新たにどんな能力を身に着けるべきなのでしょうか?
 
 
 
医院の状況と院長によって答えは違うのですが、一つ明確に言えることがあります。
 
 
それはチームメンバーが生き生きと働いていなければ院長のリーダーシップが間違っていて、変える必要があるということなのです。
 
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