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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院を改善していく為のヒント その13 予約のお断り  [2021年04月15日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
 
最近、働く人が増えたことで患者が希望する時間帯が重なり予約が取りにくい時間帯があります。
 
もちろん、かかりつけ患者は「必ず診る」というルールが必要ですが、新規の患者は枠がいっぱいならお断りすることになる。
 
 
しかし、そんな時でも「予約がいっぱいで申し訳ありません」で終わるのか、それとも患者の為に最善を尽くすのかで患者が受け取るメッセージが変わるのです。
 
 
例えば近くの歯科医院を紹介してあげる。
 
 
 
 
「競合の医院を紹介するの?」と思われましたか?
 
いえいえ、この場合に優先するべきなのは痛みのある患者が治療を受けられることです。
 
そして、その患者が先生の歯科医院を最初に選んでくれたということを忘れてはなりません。
 
 
 
 
先生の歯科医院で治療を受けたいと希望する患者には、予約を受けられないにしても誠意を尽くす必要があるのです。
 
たとえば同じ地域で開業したての歯科医院や誠実に診療している歯科医院を紹介する。
 
誰を紹介するのかで患者の先生への評価も変わりますので、事前にその院長に声をかけておいて協力しあう関係を築くのが良いと思います。
 
 
 
 
 
これからの時代は個々の歯科医院が競って患者を奪い合うよりも、地域の人たちに歯科医療の価値を伝えていくことの方が重要です(共生)。
 
 
 
 
いま、平日夜や土曜日の予約はどこの医院も取りにくくなっています。
 
 
コロナによって、
 
・口腔内の健康が悪化
・健康意識が高まり健康投資が増えている
 
という両極端の理由によって、以前から予約が取りにくかったのが更に取りにくさが増している。
 
 
 
 
働き方改革によって女性や高齢者が非正規雇用で働いていたのが、飲食、食品、宿泊、旅行、観光、イベント、音楽、演劇など分野によっては仕事を失う人も増えている。
 
そして有効求人倍率も地域によっては1.0倍を切っているのです。
 
 
 
平日の夜や土曜日に急性症状で先生の医院に電話をかけてくる患者。
 
でも、予約はいっぱいで受けられない・・・
その患者を地域の歯科医院で調整しながら診てあげることが出来れば良いのに・・・。
 
 
 
 
先生がどういう姿勢でいるのかをスタッフは見ています。
 
 
先生が困っている人を何とか救いたいと考えて最善を尽くせば受付スタッフも最善を尽くす様になるのです。
 
ただ、無理して受けてかかりつけ患者の待ち時間が増えてしまうのは避けたい。
 
 
 
一度、受付スタッフがアポイントがいっぱいの時にどういう対応をしているんかを聞いて、これからどうするのが良いのかを話し合ってみてください。
 
 
院長の「何とかしてあげたい」という思いはスタッフに伝わり、そして患者に伝わるのです。
 
 
 
 
予約がいっぱいで受けられない患者も医院のファンにしてしまう。
 
そんな素敵な対応をしてみませんか。
 
 
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