歯科医院経営コーチの森脇康博です。
人間は感情で物事を判断します。
とくに「面倒」だと思うことを避ける傾向があるのです。
例えば、歩いて歯科医院に行く患者は登り坂の上にある200m先の歯科医院よりも、平坦な道の300m先の歯科医院を選びやすいのです。
大きな河川や幹線道路、鉄道なども歩行者には心理的なハザードとなります。
同様に、
①駐車場がない
②場所が分かりづらい
③交通の便が悪い
④途中の道路が渋滞する
⑤階段で3階まで上る
などの場合も敬遠される傾向があるのです。
車、自転車、バス、電車、徒歩、によってもハザードは変わりますし、男性と女性とでもハザードは変わるのです。
先生の医院で患者が増えていかない場合、何らかの心理的ハザードを患者が感じているのかもしれません。
心理的ハザードが高い歯科医院を患者は選ばないのです。
従って、院長は可能な限り患者の来院における心理的ハザードを除去する必要があります。
でなければ、心理的ハザードを超える魅力を創りあげなければ来院してはくれないのです。
Posted at 05:00