歯科医院経営コーチの森脇康博です。
今回のブログは「昨年おこなった業務改善の定着度を確認する」です。
2018年、1年間でさまざまな業務改善に取組んでこられたと思います。
その効果はいかがでしょうか?
2019年の業務改善を始めるにあたり、ひとつ確認していただきたいことがあります。
それは「改善したことを全員がきっちりと行えるようになっているか」ということです。
人は習慣化が苦手な人と得意な人に分かれますので、習慣化が苦手な人はそのままにしておくと自分のやり易い方法に戻ってしまう可能性があります。
そうならない為には、改善したオペレーションの定着を確認する作業が必要になるのです。
人は50%の出来ることと50%の新しい取組みによって成長します。
100%の出来ることをやり続けるスタッフは成長できませんが、追加された50%の新しいことが出来ていない段階で、また50%の新しいことを追加されると混乱するのです。
だから「定着」させる段階がとても重要です。
定着化が遅れているスタッフを待つ必要はないので、サポートする担当をつけて次の改善に進みます。
基礎的なことの重要性をスタッフと繰り返し確認して実践していく。
基礎部分を身につけられないスタッフは、レベルが上がるとついて来れなくなるからです。
オペレーションの標準化を進めながら更に上のレベルを目指していく。
とても大切だと考えます。
テーマ:スタッフ育成、チームビルディング
Posted at 05:15