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◆歯科医院経営ブログ

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歯科医院経営とマネジメントで失敗しやすい12タイプの院長 ⑦憧れ⇒欲しい⇒買う院長  [2025年01月22日]
おはようございます。
 
歯科医院経営コーチの森脇康博です。
 
 
歯科医院経営とマネジメントで失敗しやすい12タイプの院長
 
①全方向打出し院長
②落とし込み中途半端・丸投げ院長
③研究者気質の院長
④安定・現状維持院長
⑤経営無関心・感覚経営院長
⑥戦略なし拡大院長
⑦憧れ⇒欲しい⇒買う院長
⑧俺様・無茶ぶり、上から目線院長
⑨スタッフ間の人間関係放置院長
⑩お金儲け偏重院長
⑪イノベーター・マニアック院長
⑫夢追いフワフワ院長
 
のうち今日は「⑦憧れ⇒欲しい⇒買う院長」です。
 
 
自分が興味ある治療分野の「一通りの設備を揃えたい」。
開業時には不安になることと認知バイアスから事業者に勧められた設備を導入しがちですし、勤務先でおこなってきた診断機器などを使えば同じ経営的成果を出せると勘違いしてしまう。
 
開業時の最大の落とし穴は「経営への不安」でしょうか?
実際には勤務先に集まる患者は勤務先の院長への治療技術的な信頼とチームメンバーと一緒に築いてきたブランドがあるから集まってくる。
だから誰が真似しても同じような成果を出せるとは限らないのです。
 
 
 
 
また、開業して経営が安定してくると大学の同期の医院や交流のある院長の医院のことが気になります。
「〇〇くんの医院は〇〇を導入したらしい」と聞くと見学したくなり、実際の機器を見ると羨ましくなる。
 
そして、自分の医院にもその設備が必要である理由を無意識的に探し出すのです。
 
 
 
 
ご自分の医院なので別に院長が欲しい設備を買っても良い。私はそう思っています。
 
ただし、
①その設備を活用して治療の成果に繋げ経営的な成果に繋げられる
②採算性は低いがエッジを立てる治療コンテンツの治療品質を高めるものであり、他の治療でその分を賄えるだけの収益は確保できている。
 
ならば・・・です。
 
 
 
時々、ユニットや診断機器など高価なものが一通り揃っているが、経営的な成果には繋げられていない院長に出会います。
その院長が所属されているグループのメンバーの多くがアーリーアダプタ院長で治療と経営の両面で成果を出しており、ご自分もそうなりたいという憧れから同じような設備を揃えようとするのです。
 
 
しかし院長ごとに持ち味が違いますので、モデリングするべき院長を間違えると経営的に上手くいかなくなる。
その院長の強みを活かせる方法でしか成果に繋げることは出来ないのです。
 
 
 
自分を知り自分の活かし方を知る。
そして、休みの日も使ってでも知識や技術を高めたいと思うものの中から一定以上の患者ニーズがある治療コンテンツの「治療技術」と「治療システム」「見せ方」を磨いていく。
 
磨いた治療コンテンツの品質を求めて患者が集まり収益性が高くなってきたら、もう一段上を目指して「治療技術」「治療システム」「見せ方」、そして「設備」をブラッシュアップしていくのです。
 
 
設備も仕組みも活かすのは人であり、最新の設備が必要な院長は限られる。
だから、ご自分の強みを活かす為に何が必要なのかをソフト面から先ずはお考えくださいね。
 
 
 
 
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